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TradingViewで複数チャートを表示する方法|時間足・銘柄を並べて分析する使い方

複数チャート表示とは

TradingViewでは、1つの画面の中に複数のチャートを並べて表示できます。

通常は、1画面に1つのチャートを表示して分析しますが、複数チャートを使うと、同じ銘柄の時間足を並べたり、別々の銘柄を同時に確認したりできます。

たとえば、BTCの4時間足・1時間足・15分足を同じ画面で見れば、大きな流れと短期の値動きを同時に確認できます。

また、BTC・ETH・XRPのように、複数の暗号資産を並べて見ることもできます。

TradingView公式ヘルプでも、マルチチャートモードは複数のチャートを1つの作業画面で確認するための機能として説明されています。上部ツールバーの「レイアウト選択」から、利用できるレイアウトを選べます。

トレードでは、1つのチャートだけを見ると視野が狭くなりやすいです。

短期足だけを見ていると、少しの上げ下げに反応しすぎます。

反対に、長期足だけを見ていると、エントリーの細かいタイミングが見えにくくなります。

複数チャート表示は、この弱点を補うために使えます。

複数チャートを表示する基本手順

TradingViewで複数チャートを表示する手順は、かなりシンプルです。

まず、TradingViewでチャート画面を開きます。

次に、画面上部にある「レイアウト選択」ボタンをクリックします。

そこに、2分割、3分割、4分割などのレイアウトが表示されます。

使いたいレイアウトを選ぶと、1つの画面内に複数のチャートが表示されます。

公式ヘルプでも、1つのタブで複数チャートを見るには、上部ツールバーの「レイアウト選択」ボタンから利用可能なレイアウトを選ぶと案内されています。

最初は、2分割から使うのがわかりやすいです。

いきなり4枚以上のチャートを並べると、情報量が増えすぎて、どこを見ればいいのかわからなくなります。

初心者の場合は、まず「同じ銘柄の4時間足と1時間足」を並べるだけで十分です。

4時間足で大きな方向を確認し、1時間足で細かい動きを見る。

この使い方だけでも、1画面1チャートよりかなり見やすくなります。

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同じ銘柄を時間足別に並べる使い方

複数チャート表示で一番使いやすいのは、同じ銘柄を時間足別に並べる方法です。

たとえば、BTCを分析する場合、左に4時間足、右に1時間足を表示します。

4時間足では、上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、横ばいなのかを見ます。

1時間足では、押し目を作っているのか、短期的に崩れているのかを見ます。

さらに慣れてきたら、4時間足・1時間足・15分足の3枚を並べる方法もあります。

4時間足で環境認識。

1時間足で流れの確認。

15分足でエントリー候補を探す。

このように役割を分けると、短期足だけに振り回されにくくなります。

特にデイトレードでは、15分足や5分足だけを見て判断すると、上位足の大きな流れに逆らってしまうことがあります。

複数チャートを使えば、短期の動きと大きな流れを同時に確認できます。

ただし、時間足を増やしすぎると判断が遅くなります。

最初は2枚で十分です。

慣れてから3枚に増やすほうが、分析が安定しやすいです。

複数銘柄を並べて見る使い方

TradingViewの複数チャート表示では、同じ銘柄だけでなく、別々の銘柄を並べることもできます。

たとえば、BTC・ETH・XRPを同時に表示すれば、どの銘柄が強いのか、どの銘柄が弱いのかを比較できます。

暗号資産の場合、BTCが先に動いて、その後にETHやアルトコインが動くことがあります。

反対に、アルトコインだけが強く、BTCがあまり動いていない場面もあります。

複数銘柄を並べると、単体チャートでは見えにくい「市場全体の温度感」が見やすくなります。

FXや株価指数を見る場合も同じです。

ドル円、米10年債利回り、ナスダック、ビットコインを並べれば、金利・株・為替・暗号資産の関係を確認しやすくなります。

ただし、複数銘柄を見るときは、全部を同じ重さで判断しないほうがよいです。

自分が実際に取引する銘柄を中心に置き、ほかのチャートは補助として見る。

この使い方のほうが、判断がブレにくくなります。

チャートの同期設定を使う

複数チャート表示では、同期設定も重要です。

TradingViewでは、チャート間で銘柄や時間足を同期させる設定があります。

シンボルを同期すると、1つのチャートで銘柄を変更したとき、ほかのチャートも同じ銘柄に変わります。

時間足を同期すると、1つのチャートで時間足を変更したとき、ほかのチャートも同じ時間足に変わります。

公式ヘルプでも、複数チャート表示では「シンボル」や「時間足」の同期を有効にすることで、チャート間の表示を連動できると説明されています。

同じ銘柄を時間足別に見たい場合は、シンボル同期は便利です。

BTCをETHに変えれば、すべてのチャートがETHに変わるため、毎回それぞれのチャートを変更する手間が減ります。

一方で、BTC・ETH・XRPのように別々の銘柄を並べたい場合は、シンボル同期を切る必要があります。

同期をオンにするかオフにするかで、使い方が大きく変わります。

最初は、同じ銘柄を時間足別に見るならシンボル同期をオン。

別々の銘柄を比較するならシンボル同期をオフ。

この考え方で問題ありません。

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複数チャート表示で見るべきポイント

複数チャートを表示しても、見る場所が決まっていなければ意味がありません。

大事なのは、それぞれのチャートに役割を持たせることです。

4時間足では、相場の方向を確認します。

価格が移動平均線の上にあるのか、下にあるのか。

高値と安値を切り上げているのか、切り下げているのか。

重要な水平線の上にいるのか、下にいるのか。

こういった大きな流れを見ます。

1時間足では、短期的な流れを見ます。

4時間足の方向と同じ向きに動いているのか。

一時的な反発なのか。

押し目や戻りを作っているのか。

15分足や5分足では、実際に入るタイミングを探します。

ただし、短期足だけで判断しないことが大切です。

短期足で上がっていても、4時間足が強い下落トレンドなら、上昇は一時的な戻りかもしれません。

複数チャート表示は、エントリーを増やすための機能ではありません。

むしろ、無駄なエントリーを減らすために使うほうが効果的です。

初心者におすすめしやすい表示パターン

最初に使いやすいのは、2分割です。

左に4時間足、右に1時間足。

この形なら、画面がごちゃごちゃしにくく、上位足と短期足の関係を確認できます。

次に慣れてきたら、3分割にします。

左に4時間足、右上に1時間足、右下に15分足。

この形にすると、環境認識から短期の動きまで一気に確認できます。

さらに複数銘柄を見る場合は、4分割も使えます。

BTC、ETH、XRP、米株指数などを並べると、市場全体の強弱が見やすくなります。

ただし、4分割以上は画面が小さくなります。

ノートパソコンだけで使う場合、チャートが細かくなりすぎることがあります。

その場合は、無理に多く並べず、2分割か3分割にしたほうが見やすいです。

トレード環境は、情報量が多ければよいわけではありません。

自分が判断できる量に絞ることが大切です。

複数チャート表示を使うときの注意点

複数チャート表示を使うと、いろいろな情報が同時に見えます。

その分、判断材料が増えすぎることもあります。

BTCは上がっている。

ETHは弱い。

短期足は上向き。

4時間足はまだ下向き。

このように、チャートごとに見える内容が違うと、迷いやすくなります。

そのため、最初に見る順番を決めておく必要があります。

基本は、上位足から見ることです。

4時間足で方向を確認し、1時間足で流れを見て、短期足でタイミングを探す。

この順番を崩さないことが大切です。

また、インジケーターを入れすぎるのも避けたいところです。

複数チャートにたくさんのインジケーターを表示すると、画面が情報だらけになります。

移動平均線、RSI、出来高、水平線。

最初はこのあたりに絞ったほうが見やすいです。

チャートは、複雑にすれば勝てるわけではありません。

大事なのは、自分が毎回同じ基準で見られる状態を作ることです。

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トレードで複数チャートを使うメリット

TradingViewの複数チャート表示を使うメリットは、相場の見落としを減らせることです。

1つの時間足だけを見ていると、短期的な値動きに引っ張られやすくなります。

特に、急騰や急落の場面では、目の前のローソク足だけを見て感情的に判断しやすくなります。

しかし、上位足を同時に表示しておけば、「今の動きは大きな流れの中でどの位置にあるのか」を確認できます。

これにより、無理な逆張りや焦ったエントリーを減らしやすくなります。

また、複数銘柄を並べることで、資金がどこに向かっているのかも見やすくなります。

BTCだけが強いのか。

ETHもついてきているのか。

アルトコイン全体に広がっているのか。

こうした流れは、1つのチャートだけでは判断しにくいです。

複数チャート表示は、派手な機能ではありません。

ただ、毎日の分析を安定させるうえではかなり役立ちます。

まとめ

TradingViewで複数チャートを表示するには、チャート画面上部の「レイアウト選択」から分割レイアウトを選びます。

同じ銘柄を時間足別に並べれば、上位足の流れと短期足の動きを同時に確認できます。

別々の銘柄を並べれば、市場全体の強弱も見やすくなります。

最初は、4時間足と1時間足の2分割から使うのがわかりやすいです。

慣れてきたら、15分足を加えたり、BTC・ETH・XRPを並べたりして、自分の分析スタイルに合わせて調整していくとよいです。

ただし、チャートを増やしすぎると、かえって判断が難しくなります。

大切なのは、見る順番と役割を決めることです。

上位足で方向を確認し、短期足でタイミングを見る。

この基本を守れば、TradingViewの複数チャート表示は、トレード判断を整理するための強い道具になります。

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