
Coincheckで現物取引を始めるときに、最初に確認しておきたいのが手数料です。
暗号資産は価格そのものが大きく動くため、つい価格変動ばかりに目が行きがちです。
しかし、実際に使っていくと、日本円の入金、暗号資産の購入、日本円の出金、外部ウォレットへの送金など、いくつかの場面で手数料が関係してきます。
特に初心者が注意したいのは、「取引手数料が無料」と書かれていても、すべてのコストが完全にゼロになるわけではない点です。
Coincheckには、販売所と取引所があります。
販売所は操作がわかりやすい一方で、売買価格の中に手数料相当額が含まれます。取引所は少し操作に慣れが必要ですが、BTCやETH、XRPなどはMaker手数料・Taker手数料が0.000%となっています。
この記事では、Coincheckの手数料が高いのかどうかを判断しやすいように、入金・出金・送金・主な銘柄の取引手数料を中心に整理していきます。
Coincheckの手数料は高いのか
Coincheckの手数料は、使い方によって印象が変わります。
販売所だけで売買する場合は、操作は簡単ですが、売買価格の中に手数料相当額が含まれます。Coincheckの公式手数料ページでは、販売所の取引手数料は無料とされていますが、手数料相当額は通常0.1〜5.0%と記載されています。一部銘柄では2.0〜6.5%の範囲で変動する場合もあります。
つまり、販売所では「手数料無料」と表示されていても、提示される買値と売値の差には注意が必要です。
一方で、取引所を使う場合、BTC、ETH、XRPなどはMaker手数料・Taker手数料が0.000%です。
そのため、Coincheckの手数料を考えるときは、「販売所で買うのか」「取引所で買うのか」を分けて見る必要があります。
少額でまず操作に慣れたい人にとって、販売所は使いやすい選択肢です。
ただし、コストを意識して現物取引を続けたい場合は、取引所の使い方も確認しておく方がよいです。
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Coincheckで確認しておきたい主な手数料
Coincheckで現物取引をする場合、確認しておきたい主な手数料は以下の通りです。
| 手数料の種類 | 内容 | 手数料の目安 |
|---|---|---|
| 銀行振込入金 | 銀行から日本円を入金 | 無料 ※振込手数料は自己負担 |
| コンビニ入金 | コンビニから日本円を入金 | 770円〜1,018円 |
| クイック入金 | ネットバンキングなどで入金 | 770円〜 |
| 日本円出金 | Coincheckから銀行口座へ出金 | 407円 |
| 販売所の取引手数料 | 販売所で暗号資産を売買 | 無料 |
| 販売所の手数料相当額 | 売買価格に含まれるコスト | 通常0.1〜5.0% |
| 取引所手数料:BTC | BTCを取引所で売買 | Maker 0.000% / Taker 0.000% |
| 取引所手数料:ETH | ETHを取引所で売買 | Maker 0.000% / Taker 0.000% |
| 取引所手数料:XRP | XRPを取引所で売買 | Maker 0.000% / Taker 0.000% |
| 取引所手数料:ETC | ETCを取引所で売買 | Maker 0.050% / Taker 0.100% |
| BTC送金手数料 | 外部ウォレット・他取引所へ送金 | 0.0005 BTC |
| ETH送金手数料 | 外部ウォレット・他取引所へ送金 | 0.005 ETH |
| XRP送金手数料 | 外部ウォレット・他取引所へ送金 | 0.15 XRP |
| Coincheckユーザー間送金 | Coincheck内のユーザー同士で送金 | 無料 |
Coincheckでは、口座開設や販売所の取引手数料は無料です。
ただし、販売所で売買する場合は、売買価格の中に手数料相当額が含まれます。
そのため、手数料を抑えたい場合は、販売所だけでなく取引所も確認しておくことが大切です。
また、日本円の入出金や暗号資産の送金にも手数料がかかる場合があります。
特にコンビニ入金、クイック入金、日本円出金、外部送金は、使う回数が増えるほどコストが積み上がりやすい部分です。
入金手数料は方法によって変わる
Coincheckに日本円を入金する方法には、銀行振込、コンビニ入金、クイック入金があります。
銀行振込の場合、Coincheck側の入金手数料は無料です。
ただし、利用する銀行で発生する振込手数料は自己負担になります。
コンビニ入金は、3万円未満で770円、3万円以上30万円以下で1,018円です。
クイック入金は、3万円未満で770円、3万円以上50万円未満で1,018円、50万円以上では入金金額×0.11%+495円です。
少額を何度も入金する場合、コンビニ入金やクイック入金の手数料は負担になりやすいです。
たとえば、1万円を入金するたびに770円かかると、入金額に対する手数料の割合は大きくなります。
急いで入金したい場面では便利ですが、手数料を抑えるなら、基本は銀行振込を中心に考えた方が使いやすいです。
出金手数料は1回407円
Coincheckから日本円を銀行口座へ出金する場合、出金手数料は1回407円です。
出金手数料は、出金するたびにかかります。
そのため、少額を何度も出金すると、手数料の負担が大きくなります。
たとえば、5,000円を出金して407円かかる場合と、50,000円を出金して407円かかる場合では、手数料の重さが変わります。
資金をこまめに動かしたい人は、出金回数にも注意が必要です。
ただし、手数料を抑えることだけを優先して、必要な資金管理を後回しにするのはよくありません。
暗号資産は価格変動が大きいため、手数料だけでなく、保有額や現金比率もあわせて考えることが大切です。
販売所は簡単だが手数料相当額に注意
Coincheckの販売所は、初心者でも使いやすい画面になっています。
買いたい銘柄を選び、金額を入力すれば購入できます。
板を見て注文を出す必要がないため、初めて暗号資産を買う人でも操作しやすいです。
ただし、販売所では買う価格と売る価格に差があります。
Coincheckの販売所では、取引手数料そのものは無料ですが、手数料相当額が売買価格に含まれます。公式ページでは、手数料相当額は通常0.1〜5.0%とされています。
この部分を理解せずに短期間で何度も売買すると、価格があまり動いていなくてもコストが積み上がる可能性があります。
販売所は、少額で始めたい人や、操作のわかりやすさを重視する人には使いやすいです。
一方で、少しでもコストを抑えたい場合は、取引所で買える銘柄かどうかを確認しておきたいところです。
▼Coincheckの取引所で売買できる銘柄を確認する
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取引所は主な銘柄の手数料を抑えやすい
Coincheckの取引所では、ユーザー同士の注文が並び、その中で売買が成立します。
販売所よりも操作は少し難しくなりますが、コストを意識するなら確認しておきたい機能です。
Coincheckの取引所では、BTC、ETH、XRPなどのMaker手数料・Taker手数料が0.000%です。
一方で、ETCやIOSTなど一部銘柄ではMaker手数料0.050%、Taker手数料0.100%が設定されています。
BTCやETH、XRPを現物で買いたい場合、販売所だけでなく取引所の手数料も見ておくと判断しやすくなります。
もちろん、取引所では注文価格を自分で決めたり、板の状況を見たりする必要があります。
そのため、最初から無理に大きな金額で使う必要はありません。
まずは少額で画面に慣れながら、販売所との違いを理解していく流れが現実的です。
暗号資産の送金手数料も確認しておく
Coincheckで買った暗号資産を外部ウォレットや他の取引所へ送る場合、銘柄ごとに送金手数料がかかります。
代表的な送金手数料は、BTCが0.0005 BTC、ETHが0.005 ETH、XRPが0.15 XRPです。
Coincheckユーザー間の送金手数料は無料です。
送金手数料は、円換算すると相場によって負担感が変わります。
たとえば、BTCやETHは価格が高くなるほど、同じ送金手数料でも日本円換算では大きく見えやすくなります。
ただCoincheckで買ってそのまま保有するだけなら、送金手数料を使う場面は多くありません。
一方で、外部ウォレットに移したい人、別の取引所に送って使いたい人は、送金前に手数料を確認しておく必要があります。
送金は一度実行すると取り消せないため、手数料だけでなく、送金先アドレスや送金する銘柄も慎重に確認することが大切です。
Coincheckで手数料を抑える考え方
Coincheckで手数料を抑えたい場合、まずは入金方法を考えることが大切です。
銀行振込を使えば、Coincheck側の入金手数料は無料です。
コンビニ入金やクイック入金は便利ですが、少額で何度も使うと手数料が増えやすくなります。
次に、売買方法です。
販売所は操作が簡単ですが、売買価格に手数料相当額が含まれます。
取引所で売買できる銘柄であれば、取引所も確認することでコストを抑えやすくなります。
最後に、出金と送金の回数です。
日本円出金は1回407円です。
暗号資産の外部送金も、銘柄ごとに手数料が決まっています。
頻繁に入金、出金、送金を繰り返すほど、手数料は積み上がります。
現物取引では、短期で何度も動かすよりも、あらかじめ資金の置き方を決めておく方が管理しやすくなります。
Coincheckはどんな人に向いているか
Coincheckは、初めて暗号資産を買う人にとって使いやすい取引所です。
画面がわかりやすく、販売所なら難しい注文操作をしなくても購入できます。
一方で、手数料を細かく抑えたい人は、販売所だけで使うのではなく、取引所も確認しておく方がよいです。
特にBTC、ETH、XRPなどを現物で買いたい場合、取引所手数料が0.000%の銘柄もあるため、使い方によってはコストを抑えやすくなります。
最初は販売所で操作に慣れ、慣れてきたら取引所も確認する。
この流れであれば、初心者でも段階的に使いやすくなります。
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まとめ:Coincheckの手数料は使い方で変わる
Coincheckの手数料は、単純に高い・安いだけで判断するより、どの機能を使うかで分けて考える必要があります。
銀行振込で入金すれば、Coincheck側の入金手数料は無料です。
日本円を出金する場合は、1回407円の手数料がかかります。
販売所は取引手数料が無料ですが、売買価格の中に手数料相当額が含まれます。
取引所では、BTC、ETH、XRPなどのMaker手数料・Taker手数料が0.000%です。
また、外部ウォレットや他の取引所へ暗号資産を送る場合は、BTC、ETH、XRPなど銘柄ごとに送金手数料がかかります。
Coincheckを使うなら、まずは「入金方法」「販売所と取引所の違い」「出金・送金手数料」の3つを押さえておくことが大切です。
暗号資産は価格変動が大きい商品です。
手数料を抑えることも大切ですが、それ以上に、余剰資金で無理なく向き合うことが重要です。
買う前にどこでコストがかかるのかを確認し、自分が理解できる範囲で使っていくことが、現物取引では大切になります。