
暗号資産を初めて買うときは、「どの画面から買えばいいのか」「販売所と取引所の違いは何か」「買う前に何を確認すればいいのか」で迷いやすいです。
Coincheckでは、口座開設をして日本円を入金すれば、スマホやパソコンから暗号資産を購入できます。ビットコインは販売所で500円相当額から購入できると案内されており、少額から操作に慣れやすい点があります。
ただし、暗号資産は価格変動が大きい商品です。買い方を覚えるだけでなく、販売所と取引所の違い、手数料、注文方法、購入後の管理まで理解しておくことが大切です。
この記事では、Coincheckで暗号資産を買う方法を、販売所と取引所に分けて初心者向けに整理します。
Coincheckで暗号資産を買う前に必要な準備
Coincheckで暗号資産を買うには、まず口座開設が必要です。
基本の流れは、メールアドレス登録、本人確認、口座開設完了、日本円入金、暗号資産の購入という順番です。本人確認が完了していない状態では、実際の取引に進めないため、まずは口座を使える状態にする必要があります。
口座開設後は、日本円を入金します。Coincheckでは銀行振込、コンビニ入金、クイック入金などの方法があります。銀行振込の入金手数料は無料とされていますが、振込元の銀行で発生する振込手数料は利用者負担です。コンビニ入金やクイック入金には、入金額に応じた手数料が設定されています。
最初から大きな金額を入れる必要はありません。暗号資産を初めて買う場合は、まず少額で操作に慣れることが大切です。
▼Coincheckで暗号資産の購入画面を確認する
Coincheckには販売所と取引所がある
Coincheckで暗号資産を買う方法は、大きく分けると「販売所」と「取引所」の2つです。
販売所は、Coincheckが提示する価格で暗号資産を買う方法です。購入画面がわかりやすく、金額を入力して進めやすいため、初心者でも使いやすいのが特徴です。
一方で、取引所はユーザー同士で売買する場所です。買いたい人と売りたい人の注文が並び、条件が合うと取引が成立します。販売所より少し操作は難しくなりますが、自分で価格を指定して注文できる点があります。
初心者が最初に使いやすいのは販売所です。ただ、暗号資産の現物取引を理解していくなら、取引所の仕組みも知っておいたほうがいいです。
同じ「買う」でも、販売所と取引所では価格の見方や注文の出し方が違います。ここを理解しておくと、あとから手数料や価格差で迷いにくくなります。
販売所で暗号資産を買う方法
販売所は、初心者が最初に暗号資産を買いやすい方法です。
Coincheckが提示する価格で購入するため、細かい注文設定をしなくても取引できます。スマホアプリでも操作しやすく、買いたい銘柄と金額を選んで進める流れになります。
ただし、販売所では取引手数料が無料と表示されていても、提示価格に手数料相当額が含まれる場合があります。Coincheckの手数料ページでは、販売所の取引手数料は無料とされる一方で、手数料相当額についても案内されています。
つまり、販売所は操作が簡単な反面、買う価格と売る価格の差を意識する必要があります。
手順1:Coincheckにログインする
まず、Coincheckのアプリまたはブラウザからログインします。
ログイン後は、ホーム画面や販売所画面から、購入したい暗号資産を選べる状態にします。初めて使う場合は、ログイン後に日本円残高が反映されているかを確認しておきます。
日本円残高がない場合は、先に入金が必要です。入金が反映されていない状態では、暗号資産を購入できません。
手順2:販売所画面を開く
次に、販売所の画面を開きます。
販売所では、ビットコイン、イーサリアム、リップルなど、購入できる暗号資産が一覧で表示されます。買いたい銘柄を選ぶと、その銘柄の購入画面に進めます。
初心者の場合は、最初から知らない銘柄を選ぶよりも、まずは情報を調べやすい主要銘柄から確認するほうが無難です。
手順3:購入したい暗号資産を選ぶ
販売所画面で、購入したい暗号資産を選びます。
たとえばビットコインを買いたい場合は、ビットコインを選択します。イーサリアムを買いたい場合は、イーサリアムを選びます。
ここで大切なのは、価格だけで選ばないことです。暗号資産にはそれぞれ特徴があります。どのような目的で使われているのか、どのような値動きをしやすいのかを確認してから選ぶほうが安全です。
手順4:購入金額を入力する
次に、購入したい金額を入力します。
Coincheckでは、ビットコインを500円相当額から購入できると案内されています。初めて買う場合は、まず少額で試すほうが操作に慣れやすいです。
いきなり大きな金額を入れると、価格が少し下がっただけでも不安になりやすいです。最初は「買う流れを覚えるための金額」と考えるほうが現実的です。
手順5:購入内容を確認する
金額を入力したら、購入内容を確認します。
確認するポイントは、購入する銘柄、購入金額、購入数量、表示されている価格です。暗号資産は価格が常に動いているため、画面を開いたときと確定するタイミングで価格が変わることがあります。
内容を確認せずに進めると、思っていた金額や数量と違う形で購入してしまう可能性があります。注文確定前に、必ず画面の内容を見直します。
手順6:購入を確定する
内容に問題がなければ、購入を確定します。
購入が完了すると、保有している暗号資産の数量や評価額が画面に反映されます。購入後は、すぐに価格が上下することがありますが、短時間の値動きだけで慌てて判断しないことが大切です。
まずは、どのように残高へ反映されるのか、評価額がどう表示されるのかを確認しましょう。
取引所で暗号資産を買う方法
取引所は、販売所よりも少し操作が難しくなります。
取引所では、売りたい人と買いたい人の注文が並びます。自分で価格や数量を指定して注文を出し、その条件に合う相手がいれば取引が成立します。
販売所のようにすぐ買えるとは限りませんが、自分で価格を指定できる点があります。Coincheckの取引所手数料ページでは、BTCやETHなど一部銘柄のMaker手数料、Taker手数料が0.000%と掲載されています。ただし、銘柄によって手数料は異なるため、取引前に対象銘柄の手数料を確認する必要があります。
取引所は少し慣れが必要ですが、暗号資産の売買を本格的に理解するなら、販売所だけでなく取引所の仕組みも見ておく価値があります。
手順1:Coincheckにログインする
まず、Coincheckにログインします。
取引所で買う場合も、事前に日本円を入金しておく必要があります。日本円残高がないと、買い注文を出せません。
ログイン後は、ホーム画面から取引所画面へ進みます。アプリやブラウザの画面表示によって見え方が違う場合があるため、どこに取引所画面があるかを確認しておきます。
手順2:取引所画面を開く
次に、取引所画面を開きます。
取引所では、販売所とは違い、板と呼ばれる注文一覧が表示されます。板には、売り注文と買い注文が並んでいます。
最初は数字が多くて見にくいかもしれませんが、基本的には「どの価格で売りたい人がいるか」「どの価格で買いたい人がいるか」を見る画面です。
手順3:購入したい銘柄を選ぶ
取引所で購入したい銘柄を選びます。
Coincheckの取引所では、販売所と同じすべての銘柄が取引できるわけではありません。そのため、買いたい暗号資産が取引所に対応しているかを確認する必要があります。
取引所で買えない銘柄は、販売所で購入する形になります。ここは初心者が間違えやすい部分なので、まず対象銘柄を確認してから進めます。
手順4:注文方法を選ぶ
取引所では、主に価格と数量を入力して注文します。
初心者がまず理解しておきたいのは、指値注文です。指値注文とは、「この価格なら買いたい」と自分で価格を決めて注文する方法です。
たとえば、現在の価格より少し低い価格で買い注文を出した場合、その価格まで下がらなければ注文は成立しません。すぐに買えるわけではありませんが、自分が納得した価格で注文を出せます。
一方で、すぐに買いたい注文方法もありますが、初心者はまず指値注文の考え方を理解しておくと、取引所の仕組みがわかりやすくなります。
手順5:買いたい価格を入力する
次に、買いたい価格を入力します。
取引所では、販売所のように提示価格でそのまま買うのではなく、自分で価格を入力します。板に並んでいる売り注文を見ながら、どの価格で買うかを決めます。
すぐに買いたい場合は、売り注文に近い価格を入れると成立しやすくなります。ただし、価格をよく見ずに入力すると、想定より高い価格で注文してしまう可能性があります。
手順6:購入数量を入力する
価格を入力したら、次に購入数量を入力します。
ビットコインの場合、1BTC単位で買う必要はありません。小数点以下の数量で購入できます。Coincheckの案内では、取引所のBTC/JPYは0.001BTC以上かつ500円相当額以上が最小注文数量とされています。
初心者の場合は、まず少額になる数量で試すほうがよいです。取引所は販売所より操作項目が多いため、最初から大きな金額で注文する必要はありません。
手順7:注文内容を確認する
価格と数量を入力したら、注文内容を確認します。
確認するポイントは、銘柄、注文価格、数量、合計金額、手数料です。取引所では、価格や数量の入力ミスがそのまま注文内容に反映されます。
特に、小数点の位置には注意が必要です。暗号資産は小数点以下の数量で取引することが多いため、入力ミスをすると想定と違う注文になる可能性があります。
手順8:買い注文を出す
内容に問題がなければ、買い注文を出します。
注文がすぐに成立する場合もあれば、板に残る場合もあります。指値注文の場合、自分が指定した価格に相場が届かなければ、注文が成立しないことがあります。
注文後は、未約定注文や注文履歴を確認します。成立していない注文をそのまま放置すると、後から価格が動いたときに約定する場合があります。
手順9:約定したか確認する
最後に、注文が約定したかを確認します。
約定とは、注文が成立することです。約定すると、購入した暗号資産が残高に反映されます。
取引所では、注文を出しただけでは購入完了ではありません。注文が成立しているかどうかを必ず確認します。ここを見落とすと、「買ったつもりだったのに買えていなかった」という状態になることがあります。
販売所と取引所はどちらを使うべきか
初心者が最初に使いやすいのは販売所です。
販売所は操作がシンプルで、金額を入力して進めやすいため、暗号資産を初めて買う人でも迷いにくいです。まずは少額で販売所を使い、購入後の残高や評価額の見方を確認する流れがわかりやすいです。
一方で、取引所は注文方法に慣れる必要があります。板、価格、数量、約定など、販売所にはない考え方が出てきます。ただし、自分で価格を指定できるため、暗号資産取引の仕組みを理解したい人には重要です。
最初は販売所で操作に慣れ、次に取引所の画面を見て、少額で注文を試す流れが現実的です。
販売所は「簡単に買いやすい方法」、取引所は「自分で価格を決めて買う方法」と考えると理解しやすいです。
Coincheckで買う前に確認したい手数料
Coincheckで暗号資産を買う前には、手数料も確認しておきたい部分です。
販売所では取引手数料が無料とされていますが、手数料相当額が価格に含まれる場合があります。購入価格と売却価格の差が実質的なコストになるため、買う前に表示価格を確認することが大切です。
取引所では、銘柄ごとにMaker手数料やTaker手数料が設定されています。BTCやETHなど一部銘柄は0.000%と掲載されていますが、すべての銘柄が同じではありません。
また、日本円を出金するときにも手数料がかかります。Coincheckの手数料ページでは、日本円出金手数料は407円とされています。
暗号資産を買うときは、購入時だけでなく、売却時や出金時まで含めて考えることが大切です。
▼Coincheckで手数料と取扱銘柄を確認する
初心者は少額から買うのが基本
暗号資産は値動きが大きい商品です。
短期間で大きく上がることもありますが、同じように大きく下がることもあります。だからこそ、最初から大きな金額を入れるのではなく、少額から始めるほうが安全です。
最初の目的は、利益を出すことよりも、操作に慣れることです。購入画面の見方、日本円残高の見方、暗号資産残高の見方、価格変動の感覚を知るだけでも十分な経験になります。
また、買った後にすぐ価格が下がることもあります。そこで焦って売ってしまうと、感情的な取引になりやすいです。
まずは余剰資金の範囲で、なくなっても生活に影響が出ない金額から始めることが大切です。
Coincheckで暗号資産を買った後に確認すること
暗号資産を買った後は、保有数量、評価額、購入価格を確認します。
買ったあとに価格が上がっているのか、下がっているのかを見ることで、暗号資産の値動きの大きさがわかります。ただし、短期の上下だけで判断しすぎないことも大切です。
長期で保有するつもりなら、毎日の値動きに振り回されすぎないことが必要です。短期で売買するつもりなら、どこで売るのか、どこで損切りするのかを先に決めておく必要があります。
暗号資産は買って終わりではありません。購入後の管理も含めて現物取引です。
ログイン情報、二段階認証、偽メール、偽サイトにも注意が必要です。資産を守るためには、価格だけでなくセキュリティ面も意識しておきましょう。
Coincheckで暗号資産を買う方法まとめ
Coincheckで暗号資産を買うには、口座開設、本人確認、日本円入金、購入という流れで進めます。
販売所で買う場合は、ログインして販売所画面を開き、銘柄を選び、購入金額を入力し、内容を確認して購入を確定します。操作がシンプルなので、初心者が最初に使いやすい方法です。
取引所で買う場合は、取引所画面を開き、銘柄を選び、価格と数量を入力して注文を出します。注文が成立したかどうかを確認する必要があるため、販売所よりも少し慣れが必要です。
販売所は簡単に買いやすい反面、価格に手数料相当額が含まれる場合があります。取引所は自分で価格を指定できますが、注文が必ず成立するとは限りません。
暗号資産は確実に上がるものではありません。価格変動が大きく、歴史の浅い商品です。最初は少額から始め、販売所と取引所の違いを理解しながら、自分に合った買い方を見つけることが大切です。
▼Coincheckで少額から暗号資産を確認する