
暗号資産投資を始めるとき、最初に考えるべきことは「どの銘柄を買うか」だけではありません。むしろ、その前に決めておきたいのが、自分なりの投資ルールです。
bitbankのような取引所を使えば、ビットコインやアルトコインをスマホからでも購入できます。ただ、買いやすい環境があるからこそ、何となく買ってしまう危険もあります。
暗号資産は値動きが大きい商品です。短期間で大きく上がることもあれば、逆に大きく下がることもあります。そのため、使う取引所を決める前に「自分はどういう方針で暗号資産と向き合うのか」を整理しておくことが大切です。
この記事では、bitbankを使って現物投資を始める前に決めておきたい基本ルールを、初心者向けに整理します。
暗号資産投資は余剰資金で行う
暗号資産投資で最初に決めるべきルールは、生活資金を使わないことです。
ビットコインや暗号資産は、将来性を感じられる一方で、価格変動が大きい投資対象です。短期的には大きく下がることもあります。生活費、家賃、ローン返済、近いうちに使う予定のお金を入れてしまうと、価格が下がったときに冷静な判断ができなくなります。
暗号資産は、必ず上がるものではありません。歴史の浅い商品であり、株式や投資信託と比べても値動きが大きい特徴があります。
だからこそ、まずは「なくなっても生活に支障が出ない範囲」で始めることが基本になります。これは弱気な考えではなく、長く市場に残るための現実的な考え方です。
投資額を先に決める
bitbankで購入する前に、まず毎月いくらまで暗号資産に使うのかを決めておきます。
たとえば、月1万円、月3万円、月5万円など、自分の収入と支出を見たうえで無理のない金額を設定します。大切なのは、価格が上がっているからといって急に金額を増やさないことです。
暗号資産は、相場が盛り上がっているときほど買いたくなります。ただ、そのタイミングはすでに価格が高くなっている場合もあります。最初に投資額を決めておけば、感情に流されにくくなります。
▼bitbankで暗号資産の取扱銘柄を確認する
一括購入か分割購入かを決めておく
次に決めておきたいのが、買い方です。
暗号資産の現物投資では、大きく分けると一括で買う方法と、分けて買う方法があります。どちらが正解というより、自分の性格や資金状況に合う方法を選ぶことが大切です。
一括購入は、価格が上がったときには利益を感じやすい反面、買った直後に大きく下がると精神的な負担が大きくなります。分割購入は、一度に大きな利益は狙いにくいものの、高値づかみのリスクを抑えやすい考え方です。
初心者の場合は、まず分割購入を基本に考えるほうが現実的です。暗号資産は値動きが激しいため、一度に全額を入れるより、数回に分けて買うほうが冷静に続けやすくなります。
毎月の購入日を決める
分割購入をする場合は、買う日を決めておくと迷いが減ります。
たとえば、毎月給料日の翌日に買う、毎月1日と15日に分けて買う、毎週決まった曜日に少額ずつ買うなど、自分なりの基準を作ります。
重要なのは、価格を見て毎回迷わないことです。もちろん、相場をまったく見なくていいわけではありません。ただ、初心者のうちは「もっと下がるかも」「今は高いかも」と考えすぎることで、結局いつまでも買えないことがあります。
購入日を決めておけば、判断の回数を減らせます。判断の回数が減ると、感情的な取引も減りやすくなります。
買う銘柄を増やしすぎない
bitbankでは複数の暗号資産を扱っています。ビットコインだけでなく、イーサリアムやアルトコインに興味を持つ人もいると思います。
ただ、初心者の段階で銘柄を増やしすぎると、管理が難しくなります。保有している理由、買った価格、今後の方針が曖昧になりやすいからです。
暗号資産投資では「何となく話題だから買う」という判断は避けたいところです。SNSで盛り上がっている銘柄や、短期間で急騰している銘柄は魅力的に見えます。ただ、急騰している銘柄ほど急落する可能性もあります。
最初は、ビットコインを中心に考え、必要に応じて少しずつ他の銘柄を学ぶくらいで十分です。
銘柄ごとに買う理由を書く
銘柄を買う前に、その銘柄を買う理由を一文で書けるか確認します。
たとえば、「ビットコインは発行上限があり、デジタル資産として長期的に注目されているから」というように、自分なりの理由を持つことが大切です。
理由が書けない銘柄は、まだ理解が足りない可能性があります。理解できていないものに資金を入れると、下落したときに持ち続ける判断も、売る判断も難しくなります。
投資では、買う前の納得感が重要です。価格が下がったとき、自分の判断を振り返る材料になるからです。
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売るルールを先に決めておく
暗号資産投資では、買うタイミングばかりに目が向きがちです。しかし、本当に難しいのは売るタイミングです。
価格が上がると「もっと上がるかもしれない」と考えます。逆に価格が下がると「戻るまで待とう」と考えます。その結果、利益確定も損切りもできず、判断が止まってしまうことがあります。
そのため、買う前に売るルールも決めておくことが大切です。
現物投資の場合、短期売買のように細かく損切りをする必要があるとは限りません。ただし、何も決めずに持ち続けるのは危険です。長期保有する場合でも、どの条件になったら一部売るのか、どの条件なら持ち続けるのかを考えておく必要があります。
利益確定の基準を決める
利益が出たときのルールとして、一定の上昇率で一部を売る方法があります。
たとえば、購入価格から50%上がったら一部売る、2倍になったら元本分だけ回収する、長期保有分と売却分を分けるなどです。
利益確定は、必ずしも全部売る必要はありません。一部だけ売ることで、利益を確保しながら残りを保有することもできます。
暗号資産は大きく上がる可能性がある一方で、大きく下がる可能性もあります。利益が出たときに何も決めていないと、結果的に利益を逃すこともあります。
損失が出たときの対応を決める
価格が下がったときの対応も、先に決めておきます。
長期投資として持つなら、短期的な下落で慌てて売らないルールが必要です。一方で、最初に考えていた前提が崩れた場合は、見直すことも必要です。
たとえば、生活資金を使ってしまった、保有割合が大きくなりすぎた、買った理由がなくなった、などの場合は、保有を続けるか考え直す必要があります。
損失が出たときに一番避けたいのは、感情だけで追加購入することです。「下がったから安い」と考える前に、自分の資金計画に合っているかを確認することが重要です。
取引履歴を残しておく
暗号資産投資では、取引履歴を残しておくことも大切です。
いつ、何を、いくらで買ったのか。なぜ買ったのか。買ったあとにどう感じたのか。こうした記録を残すことで、自分の投資判断を振り返りやすくなります。
特に初心者のうちは、利益や損失よりも「自分がどういう場面で焦るのか」を知ることが大切です。価格が上がると追いかけて買いたくなるのか、少し下がるだけで不安になるのか、人によって癖があります。
記録を残すことで、自分の弱点が見えてきます。
購入メモを作る
bitbankで暗号資産を購入したら、簡単な購入メモを作っておくと便利です。
メモには、購入日、銘柄、購入金額、購入理由、今後の方針を書いておきます。難しい内容でなくても構いません。
たとえば、「長期保有目的でビットコインを購入。毎月積み立てる方針。短期の値動きでは売らない」という程度でも十分です。
このメモがあると、価格が下がったときに最初の考えへ戻れます。投資判断が感情だけにならないようにするための道具になります。
▼bitbankで現物取引の始め方を確認する
セキュリティ設定を後回しにしない
暗号資産投資では、価格だけでなく保管面の意識も重要です。
bitbankを使う場合でも、口座開設後に二段階認証などのセキュリティ設定を行うことが大切です。暗号資産はデジタル上で管理されるため、ログイン情報や認証設定を甘く見ないほうがいいです。
パスワードの使い回しを避ける、二段階認証を設定する、メールアドレスの管理を見直すなど、基本的な対策を行っておく必要があります。
投資ルールというと、買う金額や売るタイミングを思い浮かべやすいですが、保管ルールも同じくらい重要です。
ログイン情報の管理方法を決める
口座を作ったら、ログイン情報の管理方法も決めておきます。
パスワードを使い回さないこと、第三者に見られる場所へ保存しないこと、認証アプリを使う場合は機種変更時の対応も考えておくことが大切です。
暗号資産は、自分で管理する意識が必要な資産です。取引所を使う場合でも、最低限の管理は自分で行う必要があります。
短期の値動きに振り回されない
暗号資産は、1日で大きく動くことがあります。SNSやニュースを見ると、不安になることもあると思います。
ただ、現物投資として暗号資産を持つなら、短期の値動きだけで判断しないことが大切です。
価格が上がった日は強気な情報が増え、価格が下がった日は悲観的な情報が増えます。毎日の情報に反応していると、買うべきところで買えず、売らなくていいところで売ってしまうことがあります。
大切なのは、自分がどの時間軸で投資しているのかを決めておくことです。数日で利益を狙うのか、数年単位で保有するのかによって、見るべき情報は変わります。
確認する時間を決める
価格を何度も見ると、感情が動きやすくなります。
そのため、現物投資では価格を確認する時間を決めておくのも有効です。朝だけ見る、夜だけ見る、週末にまとめて見るなど、自分の生活に合う形で十分です。
投資は、相場を見続ければうまくなるものではありません。特に現物投資では、無駄な確認を減らすことも大切です。
価格を見すぎることで不安になり、予定していなかった売買をしてしまうなら、確認回数を減らしたほうがよい場合もあります。
まとめ:bitbankを使う前に自分の投資ルールを決めておく
bitbankは、暗号資産の現物取引を始めるうえで選択肢のひとつになります。ただ、取引所を使う前に大切なのは、自分の投資ルールを決めておくことです。
毎月いくらまで投資するのか。一括で買うのか、分割で買うのか。どの銘柄を買うのか。どの条件で売るのか。取引履歴をどう残すのか。セキュリティをどう管理するのか。
これらを決めずに始めると、価格の上下やSNSの情報に振り回されやすくなります。
暗号資産は、短期間で大きな利益を狙えるように見える場面もあります。しかし、確実に上がるものではなく、価格変動が大きい歴史の浅い商品です。
だからこそ、無理のない資金で、納得できる範囲から始めることが大切です。bitbankを使う前に自分なりのルールを決めておけば、暗号資産投資と落ち着いて向き合いやすくなります。