
SANDとは
SANDとは、ブロックチェーンゲーム「The Sandbox」で使われる暗号資産です。
The Sandboxは、メタバース空間の中で土地を所有したり、ゲームを作ったり、アイテムを売買したりできるサービスです。
その中で使われる主要な暗号資産がSANDです。
The Sandboxの公式資料でも、SANDはThe Sandbox内で使われる通貨であり、利用者、クリエイター、土地の所有者などが参加するデジタル経済を支えるためのトークンと説明されています。
ビットコインが主に「価値の保存」や「送金」の文脈で見られることが多いのに対して、SANDはゲームやメタバースの中で使われる暗号資産として注目されています。
The Sandboxとは
The Sandboxは、ユーザーが自由にゲームや仮想空間を作れるメタバース型のブロックチェーンゲームです。
わかりやすく言うと、インターネット上の仮想空間で、土地を持ったり、キャラクターやアイテムを作ったり、ゲーム体験を提供したりできるサービスです。
The Sandboxでは、LANDと呼ばれる仮想土地があります。
Coincheckの解説では、The Sandboxのメタバースは166,464個のLANDで構成されており、主要トークンとしてイーサリアム上で発行されたERC-20規格のSANDが使われると説明されています。
The Sandboxの特徴は、単にゲームを遊ぶだけではなく、ユーザーが作る側にも回れる点です。
自分でゲームやアイテムを作り、それを他のユーザーに使ってもらったり、売買したりできる仕組みがあります。
SANDが生まれた背景
SANDが生まれた背景には、ゲームとブロックチェーンを組み合わせる流れがあります。
従来のゲームでは、ゲーム内アイテムや土地、キャラクターなどは、基本的に運営会社の管理下にあります。
ユーザーが時間やお金を使ってアイテムを手に入れても、その価値を自由に外部へ持ち出すことは難しい場合があります。
一方で、ブロックチェーンを使うと、ゲーム内のアイテムや土地をNFTとして所有したり、暗号資産で売買したりする仕組みが作れます。
The Sandboxは、この考え方をもとに、ユーザーが作り、所有し、取引できるメタバースを目指して作られました。
その経済圏の中で使われる通貨がSANDです。
SANDの歴史
The Sandboxは、もともとスマホゲームとして始まったプロジェクトです。
その後、ブロックチェーンやNFT、メタバースの流れと結びつき、現在のような形へ発展していきました。
SANDは、The Sandboxの経済圏で使われるトークンとして発行されました。
bitbankの情報では、SANDの発行日は2019年10月29日、発行上限は30億枚とされています。
2021年ごろには、NFTやメタバースへの関心が大きく高まり、SANDも市場で注目されました。
特に、メタバース関連銘柄として見られたことで、暗号資産市場全体の中でも大きく値動きした時期があります。
また、The Sandboxは企業やブランドとの取り組みでも注目されてきました。たとえば、GucciはThe Sandbox上で仮想空間を展開したことがあります。
このようにSANDは、単なる暗号資産ではなく、メタバース、NFT、ゲーム、ブランド展開と関係する銘柄として見られています。
SANDの特徴
メタバース内で使われる通貨
SANDの大きな特徴は、The Sandboxというメタバース内で使われる通貨であることです。
The Sandbox内では、土地、アイテム、ゲーム体験など、さまざまなデジタル資産が扱われます。
SANDは、その中で取引や支払いに使われるトークンです。
暗号資産には、使い道がはっきりしにくい銘柄もあります。
一方でSANDは、The Sandboxという具体的なサービス内で使われる点が特徴です。
ただし、The Sandboxの利用者が増えなければ、SANDの需要も伸びにくくなります。
そのため、SANDを見るときは、価格だけではなく、The Sandbox自体が使われているかを見ることが大切です。
NFTやLANDと関係が深い
SANDは、NFTやLANDと関係が深い暗号資産です。
LANDとは、The Sandbox内の仮想土地のことです。
ユーザーはLANDを持つことで、その場所にゲームや体験を作ることができます。
また、ゲーム内で使うアイテムやキャラクターなどもNFTとして扱われる場合があります。
SANDは、こうしたNFTやLANDの取引、サービス利用と関係しています。
つまりSANDは、メタバース内の経済活動が活発になるほど注目されやすい銘柄です。
クリエイター経済と相性がよい
The Sandboxでは、ユーザーがコンテンツを作る側になれる点が特徴です。
ゲームを作る人、アイテムを作る人、仮想空間を設計する人などが参加できます。
このように、ユーザー自身が価値を作る仕組みは、クリエイター経済と相性がよいです。
従来のゲームでは、コンテンツを作るのは主に運営会社でした。
しかしThe Sandboxでは、ユーザーが作ったものが経済圏の一部になります。
SANDは、その中で取引や報酬に使われる可能性があります。
イーサリアムと関係がある
SANDは、イーサリアム上で発行されたERC-20トークンです。
ERC-20とは、イーサリアム上で作られる暗号資産の規格のことです。
そのため、SANDはイーサリアムの動きや手数料、NFT市場の流れとも関係があります。
イーサリアム市場が強いと、NFTやメタバース関連にも資金が入りやすくなる場面があります。
一方で、イーサリアムの手数料が高くなったり、NFT市場が冷え込んだりすると、SANDにも悪影響が出る可能性があります。
SANDが注目される理由
SANDが注目される理由は、メタバース関連銘柄としてのわかりやすさです。
暗号資産には、仕組みが難しく、何に使われるのかわかりにくいものもあります。
その点、SANDはThe Sandboxというゲーム・メタバース内で使われるため、使い道をイメージしやすいです。
また、NFTやゲーム、仮想土地、ブランドとの連携など、話題になりやすい要素が多いことも特徴です。
特に2021年ごろのように、NFTやメタバース関連に資金が集まる相場では、SANDのような銘柄が注目されやすくなります。
ただし、注目されやすい銘柄ほど、期待だけで価格が上がりすぎることもあります。
そのため、SANDを見るときは「メタバースが流行っているから買う」だけではなく、The Sandboxの利用状況や市場全体の流れを確認することが重要です。
SANDのリスク
SANDには、いくつかのリスクがあります。
まず、価格変動の大きさです。
SANDは暗号資産なので、短期間で大きく上がることもあれば、大きく下がることもあります。
特にメタバース関連銘柄は、テーマ性で大きく買われる一方で、ブームが落ち着くと売られやすくなることがあります。
次に、The Sandboxの利用状況に左右される点です。
SANDはThe Sandboxの経済圏と関係が深い銘柄です。
そのため、The Sandboxの利用者が増えなかったり、コンテンツが盛り上がらなかったりすると、SANDの評価にも影響する可能性があります。
また、競合の多さもリスクです。
ゲーム、NFT、メタバースの分野には、多くのプロジェクトがあります。
The Sandbox以外にも、ブロックチェーンゲームや仮想空間サービスは存在します。
競合にユーザーやクリエイターを奪われると、SANDの需要が伸びにくくなる可能性があります。
さらに、規制リスクもあります。
暗号資産やNFTは、国によって規制の方針が変わることがあります。
取引所の上場方針や各国のルール変更によって、SANDの価格が大きく動く可能性があります。
SANDは短期売買と長期保有のどちらに向いているか
SANDは、短期売買でも長期保有でも見られる銘柄です。
短期売買では、メタバース関連のニュースや暗号資産市場全体の勢いを見ながら取引することになります。
SANDはテーマ性が強いため、NFTやメタバース関連の話題が出ると、短期間で大きく動く場合があります。
ただし、話題で上がった銘柄は、反落も速いことがあります。
そのため、短期売買では損切りと資金管理が重要です。
長期保有では、The Sandboxの成長に期待する考え方があります。
The Sandboxの利用者、クリエイター、LANDの活用、企業との連携が増えれば、SANDの需要にもつながる可能性があります。
ただし、長期保有でも安心とは言えません。
メタバース市場が思ったほど伸びなかったり、The Sandboxの利用が広がらなかったり、NFT市場が冷え込んだりすれば、価格に悪影響が出る可能性があります。
SANDを見るときに意識したいポイント
SANDを見るときは、SAND単体の価格だけで判断しない方がよいです。
まず見るべきなのは、ビットコインの動きです。
暗号資産市場では、ビットコインが強いとアルトコインにも資金が入りやすくなる場面があります。
逆にビットコインが大きく下がると、SANDのようなアルトコインも売られやすくなります。
次に、NFTやメタバース市場の流れです。
SANDは、NFTやメタバースへの関心が高まると注目されやすい銘柄です。
一方で、そのテーマへの関心が下がると、価格も弱くなりやすいです。
また、The Sandbox内の利用状況も重要です。
LANDがどれくらい使われているのか、ゲームやイベントが盛り上がっているのか、企業やクリエイターが参加しているのかを見ることで、SANDの実需を考えやすくなります。
最後に、米国株、金利、ドル、暗号資産規制のニュースも確認しておきたいです。
暗号資産は、リスクを取りやすい相場では買われやすく、リスクを避ける相場では売られやすい傾向があります。
SANDも例外ではありません。
SANDは少額から取引できる
SANDは、国内の暗号資産取引所で少額から取引できる場合があります。
最初から大きな金額を入れるのではなく、少額で試しながら値動きや取引画面に慣れていく方が現実的です。
特に初心者は、販売所と取引所の違いを理解しておくことが大切です。
販売所は操作がわかりやすい一方で、実質的なコストになるスプレッドが広くなる場合があります。
取引所は、自分で価格を指定して注文できる場合がありますが、最初は少し難しく感じるかもしれません。
どちらを使う場合でも、手数料、スプレッド、取扱銘柄、アプリの使いやすさを確認してから取引することが大切です。
まとめ
SANDは、The Sandboxというブロックチェーンゲーム・メタバース内で使われる暗号資産です。
The Sandboxでは、仮想土地であるLAND、NFT、ゲーム、アイテムなどを使ったデジタル経済が作られています。
SANDの特徴は、メタバース内で使われる通貨であること、NFTやLANDと関係が深いこと、クリエイター経済と相性がよいこと、イーサリアムと関係があることです。
一方で、価格変動、The Sandboxの利用状況、競合の多さ、規制リスクには注意が必要です。
SANDを取引するなら、価格だけでなく、ビットコインの動き、NFT市場、メタバース関連ニュース、The Sandboxの利用状況を見ておくことが大切です。
暗号資産市場を見るうえでも、SANDはメタバース関連銘柄のひとつとして知っておきたい銘柄です。
SANDを取引できる国内取引所
SANDは、国内の暗号資産取引所でも取り扱われています。
ただし、取引所によって使いやすさ、手数料、スプレッド、取引画面、アプリの見やすさなどに違いがあります。
ここでは、SANDを取引できる代表的な国内取引所を3つ紹介します。
GMOコイン
GMOコインは、SANDを取引できる国内取引所です。
GMOコインでは、SANDはスマホアプリ「GMOコイン 暗号資産ウォレット」の販売所で取引できると案内されています。
アプリで価格を確認しながら、シンプルにSANDを取引したい人は比較候補に入れておきたい取引所です。
▼GMOコインの詳細はこちら
bitbank
bitbankは、取引所形式で暗号資産を売買したい人に向いている国内取引所です。
bitbankのSAND価格ページでは、SAND/JPYのリアルタイムチャートが用意されており、SANDの取扱開始日は2023年1月11日とされています。
板を見ながら価格を指定して売買したい人や、取引所形式を重視したい人は比較候補に入れておくとよいでしょう。
▼bitbankの詳細はこちら
Coincheck
Coincheckは、スマホアプリで暗号資産を確認しやすい国内取引所です。
Coincheckの解説ページでは、The SandboxのメタバースやSANDについて紹介されています。The Sandboxの仕組みを学びながら、暗号資産を管理したい人は比較候補に入れておくとよいでしょう。
▼Coincheckの詳細はこちら
自分に合う取引所を選ぶ
SANDを取引する取引所は、何を重視するかで変わります。
アプリで簡単に確認したいならGMOコイン、取引所形式で売買したいならbitbank、スマホで管理しながら学びたいならCoincheckが比較候補になります。
どれか1社だけが正解というわけではありません。
SANDを買う前に、それぞれの特徴を確認して、自分に合う取引所を選ぶことが大切です。