相場教科書

RSIの見方と使い方|買われすぎ・売られすぎのサインを見逃すな!

✅ RSIとは?

RSIとは「Relative Strength Index(相対力指数)」の略で、相場の“強さ”や“過熱感”を0〜100の数値で示すテクニカル指標です。
一般的に「70以上で買われすぎ」「30以下で売られすぎ」とされ、反転の目安になることがあります。


✅ RSIの基本的な見方

RSIが70を超えているときは“買いが過熱している”状態、30を下回ると“売られすぎ”と判断されます。
そのため、RSIは逆張り的な指標として活用される場面が多いです。

たとえば、RSIが30にタッチしたタイミングでロング(買い)を検討したり、70を超えたときに一度利確を考える…という使い方です。


✅ トレンド相場ではRSIの見方が変わる

上昇トレンドが強い場面では、RSIが70を超えても価格はそのまま上昇し続けることがあります。
同様に、下降トレンドでは30を割ってもさらに下がることもあります。

そのため、トレンドの強弱を判断しながらRSIを見ることが重要です。
RSIの「50ライン(中央)」は、上昇と下降の分岐点とされ、ここを境に動きを見ていくのもおすすめです。


✅ RSIを使った実践的な分析方法

  • RSI+トレンドライン:RSIが反発しそうな水準と、トレンドラインの接点をエントリーポイントにする。
  • RSI+移動平均線(MA):MAとのクロス状況を見ながら、RSIのサインを補強。
  • RSIダイバージェンス:価格が高値更新しているのにRSIが下がっている → 反転の予兆。

過去チャートを使って、これらのサインがどこで機能していたかを検証することが、実践での精度を上げるコツです。


✅ まとめ|RSIは“反転のヒント”をくれる補助ツール

RSIは非常にシンプルで使いやすい指標ですが、単独での判断は危険です。
他のテクニカル(MA、出来高、トレンドラインなど)と組み合わせることで、エントリーのタイミングをより正確に判断できます。

また、過去相場における「RSIが反応している場所」を検証して、自分の中で“効く場面”と“効かない場面”を見極めていくことが大切です。

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