相場教科書

CoinGlassのロング/ショート比率とは?

トレーダー心理を読み解く見方と活用法


✅ ロング/ショート比率とは?

ロング/ショート比率とは、
仮想通貨市場における買いポジション(ロング)と売りポジション(ショート)の割合を示したものです。

この比率を見ることで、
「今どれだけの人が上昇を狙っているのか or 下落を警戒しているのか」といったトレーダー心理の偏りがわかります。

基本的にはこのように判断されます👇

  • ロングが多い → 市場は強気に偏っている
  • ショートが多い → 弱気に傾いている可能性
  • 偏りすぎていると「清算」や「反転」が起こりやすい

✅ CoinGlassでの見方と注目ポイント

グラフにカーソルを持っていけば、日付、時間ごとの全体ロング/ショート率を知ることができます。

また、複数の取引所におけるロング/ショート比率を簡単に確認できます。

🔍 チェックするポイント:

  • 「トレーダー(人数)」比率
  • 「ポジション(建玉量)」比率
  • 特に注目したいのは【Binance】【Bybit】【OKX】などのデータ

👉 ページURL:https://www.coinglass.com/LongShortRatio


✅ 比率の読み方と注意点

状況市場心理相場の可能性トレード判断
ロング:70%以上強気に偏りすぎロング清算の急落リスクショート警戒 or 利確意識
ショート:70%以上弱気が強い踏み上げの急上昇の可能性ロング狙い(逆張り)
拮抗(50/50付近)様子見 or 混戦レンジ相場 or 次の方向待ち他指標と組み合わせて判断

✅ 他指標と組み合わせて使うと効果UP!

ロングショート比率は「単体」では逆にだまされることもあります。
以下の指標と組み合わせることで、トレードの精度が上がります👇

  • ✅ 未決済建玉(OI)
  • ✅ 清算ヒートマップ
  • ✅ 出来高(Volume)
  • ✅ ファンディングレート(資金調達率)

✅ 実際の使い方・シナリオ例

🧠 たとえば…

  • 「ロング比率75%」+「建玉が急増」+「ヒートマップに清算帯集中」
     → 加熱しすぎ=天井警戒!
  • 「ショート比率70%」+「価格が横ばい〜上昇」
     → 踏み上げが起きる兆候、ロング狙いもあり

✅ まとめ:比率は“相場の偏り”を読むセンサー

ロング/ショート比率は、トレーダーの心理がどちらに偏っているかを数値で見える化した便利な指標です。

ただし「逆張りしろ」というサインではなく、
他のデータと組み合わせて“加熱”や“警戒すべき状態”を見極めるための補助材料として使うのがベストです!


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