仮想通貨の投資を始めるときに気になるのが「手数料」です。
取引所ごとに入出金・送金・取引手数料が異なり、長期投資になればなるほどコスト差が大きくなります。
その中で GMOコインは国内でも珍しく「出金手数料・送金手数料が無料」 という強みを持つ取引所です。
本記事では、GMOコインの手数料体系をわかりやすく整理し、他社との比較も交えながら解説していきます。
✅1. GMOコインの手数料体系まとめ
🔸 口座開設・口座維持手数料
→ 完全無料。登録後に費用はかかりません。
🔸 日本円の入金手数料
- 即時入金:無料(GMOあおぞらネット銀行・楽天銀行など対応)
- 銀行振込:銀行側の振込手数料のみ
🔸 日本円の出金手数料
→ 無料(1円から出金OK)
🔸 仮想通貨の送金手数料
→ 無料(BTCやETHなど主要通貨も0円)
🔸 現物取引手数料(取引所)
- Maker:−0.01%(手数料が還元される)
- Taker:0.05%
※ Maker(メイカー) = 板に注文を置く人(指値で待つ)
👉 GMOコイン:−0.01%(手数料還元)
※ Taker(テイカー) = 板から注文を取る人(成行ですぐ約定)
👉 GMOコイン:0.05%(手数料発生)
🔸 販売所の取引手数料
→ 無料だが、スプレッド(売値と買値の差)が実質的なコストになる
✅2. 他社との手数料比較
ビットバンク
- 日本円出金手数料:550〜770円
- 仮想通貨送金:有料(BTCで数百円〜数千円)
- 現物取引手数料:Maker −0.02%、Taker 0.12%
コインチェック
- 日本円出金手数料:407円
- 仮想通貨送金:有料(BTC送金で0.0005BTCなど)
- 販売所中心のためスプレッドが広い
※販売所取引のみ
ビットフライヤー
- 日本円出金手数料:220〜770円
- 仮想通貨送金:有料(BTC 0.0004BTCなど)
- 販売所はスプレッド大きめ
※販売所取引のみ
GMOコイン
- 日本円入出金:無料
- 仮想通貨送金:無料
- 取引所手数料:Maker −0.01%、Taker 0.05%
取引所 | 出金手数料 | BTC送金手数料 | Maker | Taker |
---|---|---|---|---|
GMOコイン | 無料 | 無料 | −0.01% | 0.05% |
ビットバンク | 550〜770円 | 有料(数百円〜) | −0.02% | 0.12% |
コインチェック | 407円 | 0.0005BTC | −(取引所なし) | −(取引所なし) |
ビットフライヤー | 220〜770円 | 0.0004BTC | −(取引所なし) | −(取引所なし) |
👉 こうして比較すると、
GMOコインは出金・送金無料の時点で圧倒的に有利。
✅3. 手数料無料のメリット
- 積立投資に最適
毎月の買付・出金でコストがかからないため、長期保有する人ほど有利。 - 海外取引所への送金もコストゼロ
海外口座でDeFiやアルト投資をする際、送金無料は大きな強み。
例👉「BTC送金手数料は海外取引所だと通常0.0004〜0.0005BTC(約4,000〜5,000円相当)かかる。GMOコインはこれが0円」 - 小額投資にも向く
1,000円単位の少額投資でも手数料が気にならないので、初心者が始めやすい。
✅4. 注意点(デメリット)
- 販売所取引はスプレッドが実質的なコスト
→ 大きな金額を動かすなら「取引所」で売買した方がお得。 - 取扱銘柄は海外取引所より少ない
→ マイナー通貨を触りたい人は不向き。
✅5. まとめ
GMOコインは、国内取引所の中でも 「出金無料・送金無料」 を実現している数少ない取引所です。
多くの取引所では、日本円の出金に数百円、仮想通貨の送金に数千円かかるケースが一般的です。たとえばビットコインを海外取引所やウォレットに送金する場合、0.0005BTC(約4,000〜5,000円)が必要になることもあります。これを何度も繰り返せば、長期的には大きなコスト差になります。
しかし、GMOコインならそれがすべて0円。つまり「積立や長期投資を続ける人ほど差が広がる」という仕組みです。
また、GMOあおぞらネット銀行や楽天銀行からは24時間365日無料で即時入金でき、買いたいときにすぐ資金を反映させられる点も大きなメリット。
さらに、取引所(板取引)では Maker −0.01%/Taker 0.05% という低水準の手数料。販売所はスプレッドが広いので注意が必要ですが、取引所を使えばコストを抑えつつ効率的に仮想通貨を購入できます。
✅結論として――
- 長期で仮想通貨を積み立てたい人
- 初心者で小額から始めたい人
- 海外取引所やウォレットに送金も考えている人
こうしたケースでは GMOコインが最も適した選択肢 になります。
「複利は味方に、手数料は敵に」――この考え方を実践できるのがGMOコインです。