BTC相場分析

2025年7月25日BTC相場分析

🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 75(Extreme Greed)
※先週から引き続き“欲”が強く、市場はやや過熱気味。

米国指数
NASDAQ:+0.18%
S&P500:+0.07%
VIX:+0.13(15.40)
米10年債利回り:+0.32%(4.398)

📝 補足ポイント:
→ 株式市場は引き続き堅調。VIXも低水準でリスクオン継続。
ただし「Extreme Greed」は反動の警戒サインでもあり、短期的な調整には注意したい局面。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉

【全体】(4H):+0.09% 
    (24H):-0.26%
【CME】(4H):-0.14% 
    (24H):-2.27%
【Binance】(4H):-0.05% 
     (24H):+0.81%
【OKX】(4H):-0.29% 
    (24H):+2.64%
【Bybit】(4H):-0.46% 
     (24H):-1.54%

📝 CMEの建玉が大きく減少。機関勢は利確傾向。Binance・OKXは増加もあり、全体的には方向感がやや不安定。

🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:48.67%
ショート:51.33%
ロング/ショート比:0.9482

📝 ややショート優勢。短期的な売り圧が意識されている状態。


🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】
ロング:49.05%
ショート:50.95%(比:0.96)

【ポジション】
ロング:64.3%
ショート:35.7%(比:1.80)

📝 ポジション比ではロングが圧倒。クジラは引き続き押し目を拾っている様子。


🔸Coinbase Premium

→ +0.0722%(わずかに買い優勢)

📝 売り圧は弱く、機関の押し目買いが静かに入ってる印象。価格下支えの一因。


🔸ヒートマップ(注文集中帯)

→ 上値:$120,000〜$121,000
→ 下値:$116,000〜$117,000

📝 清算狙いの注文が上下に多く、レンジ内での“狩り”が起きやすい構図。


🏦【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

  • 日次総純流入額:-85.96Mドル

📝 ETF全体では約86Mドルの資金流出
個別に見ると、IBITに142.56Mドルの流入があった一方で、FBTCから227.24Mドルの大規模流出が発生。売り圧の方が強く、地合いはややネガティブ。


🔸GBTCの流出(売り圧)

  • 1日純流入(7/23):$0.00
  • 累積流入:-23.54Bドル
  • 日次ボリューム:2.16M
  • 取引額:200.35Mドル

📝 GBTCは7月23日も新規の資金流入なし。累積の流出規模は依然として大きく、売り圧の根源的存在。


🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

  • 総純資産:153.25Bドル
  • BTC時価総額に対するシェア:6.53%

📝 現時点でBTC全体の6.53%がETFで保有されている状況。価格上昇とともに純資産額は上昇しており、ETFとしての存在感は引き続き強い。

🟦【テクニカル分析(BTC・4時間足)】

🔸RSI(14)

  • 現在値:53.01
  • → 中立ゾーン。過熱感はなく、方向感も乏しい状況。

🔸移動平均線

  • 50EMA(オレンジ線):ローソク足と交差する形で、短期的なサポートラインとして機能中
  • 200SMA(緑太線)長期的な下支え(中期サポート)として意識されており、現在は上昇基調。

🔸出来高

  • 上昇時の出来高は一時的に急増したが、その後は落ち着き。
  • 現在は横ばい推移に沿って低下傾向、様子見ムードが継続。

🔸価格帯・水平線

  • 上値抵抗帯:119,643ドル付近
  • 下値支持帯:
    • 117,347ドル(直近サポート)
    • 115,111ドル(7月中盤の反発ライン)
    • 109,547ドル/106,919ドル(200SMAとも重なる節目)

📝 全体コメント
直近は117,000台での横ばいレンジ推移。RSIも中立で、買いも売りも強くない膠着相場
50EMAが効いており、明確な割れがあれば115,000〜114,000ドルまでの調整も想定。
一方、上に抜ければ再び120,000ドル台を目指す展開も。

✅【統括まとめ】

BTCは117,000ドル台でのレンジ継続。
出来高・RSIともに中立で方向感は乏しく、様子見ムードが強い展開。

ETF市場ではFBTCからの資金流出が目立ち、地合いはややネガティブ。
一方でCoinbase Premiumはプラス推移、クジラのポジションもロング優勢で、下値は堅め。

全体としては「極端な強欲(Extreme Greed)」が続く中、調整警戒も必要な場面。
短期的には115,000ドル割れで調整加速も、逆に120,000ドル突破なら再び上昇波へ。

-BTC相場分析

© 2025 朝4時のポンコツトレーダー@無能サラリーマン裏稼業 Powered by AFFINGER5