🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 76(Extreme Greed)




米国指数
NASDAQ:+0.61%
S&P500:+0.78%
VIX:15.32(-6.79%)
米10年債利回り:4.386(+0.97%)
📝 補足ポイント:
→ 地合いはリスクオン継続の雰囲気。VIXは15台に落ち込み、Greed指数もついにExtreme Greed(76)に突入。
米国株が好調な一方、金利も上昇しており、そろそろ利確・調整にも注意したい水準です。
📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】
🔸未決済建玉

【全体】
(4H):-0.20%
(24H):-2.01%
【CME】
(4H):+0.43%
(24H):-2.07%
【Binance】
(4H):+0.17%
(24H):-1.20%
【OKX】
(4H):+0.42%
(24H):-1.58%
【Bybit】
(4H):-0.35%
(24H):-0.23%
🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:42.44%
ショート:57.56%
🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)


【口座】ロング:51.87% ショート:48.13%(比:1.08)
【ポジション】ロング:65.07% ショート:34.93%(比:1.86)
🔸Coinbase Premium

→ ややプラス圏維持(買い優勢) → 短期的には買い支え意識されやすい状態
🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:$118,000〜$120,000台 に厚めのレジスタンス帯あり。
買い支えは $114,000〜116,000台 に点在。
📝:ロング比率は全体ではやや弱めやけど、Binanceクジラは強気寄り。
Coinbase Premiumもプラス圏、下支え意識の逆張り狙いも増えそう。ヒートマップ的には**$120,000付近が一つの壁**になりそうです。
🟩【ETF市場(SoSoValue)】
🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

- 総日次純流入額:‑$67.93M(2025年7月22日)
→ 2営業日連続で資金流出が発生しており、やや売り圧が強まっております。
🔸GBTCの流出(売り圧)

- 1日純流入:+$7.51M(7/22)
→ 久しぶりに小幅な流入が確認されており、連続した売り越し状態から一旦の反転が見られます。
🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

- 総純資産額:$154.77B
- IBIT(BlackRock):純資産 $87.95B(1日純流入 $0.00)
- FBTC(Fidelity):純資産 $24.71B(1日純流入 $0.00)
- GBTC(Grayscale):純資産 $21.76B(1日純流入 $7.51M)
📝 短評:
全体としては資金流出が継続しているものの、GBTCへのわずかな資金流入が見られる点は注目ポイントです。
ただしIBIT・FBTCなど主要ETFへの新規流入はなく、積極的な買い意欲はやや後退している印象です。
ETF経由の機関買いが弱まる中、価格下支えの脆さには引き続き注意が必要です。
📈【チャート分析(BTC・4時間足)】

- 現在価格は約118,000ドル付近を推移しており、直近の上昇後に横ばいレンジ気味の動きが続いています。
- **200SMA(緑)と50EMA(オレンジ)**はいずれも上向きで、中長期的な上昇トレンドは維持中です。
- 現在は50EMAが下支えラインとして意識されているような形となっており、価格がこのラインを割り込むかどうかが短期のポイントとなります。
- 水平線のサポートとしては、115,191ドル付近が強く意識されており、ここを明確に割り込むと調整が加速する可能性も考えられます。
- RSIは48.51付近で推移しており、中立圏での様子見状態が続いています。
- 出来高については、直近では徐々に低下傾向にあり、方向感に乏しい相場展開が続いています。
📝 短評:
現在は上昇後の持ち合いフェーズに入っており、115,000ドル台のサポート維持がカギとなります。
50EMA割れには注意しつつ、反発が確認されれば再び上値試しの展開も視野に入る状況です。
🧭【統括まとめ】
本日は米国株の上昇とともに、仮想通貨市場も底堅い推移が続いております。
Fear & Greed Indexは「Extreme Greed(76)」に突入しており、投資家心理は過熱感のある強気モードです。
一方で、仮想通貨市場では未決済建玉がやや減少しており、ロング比率も全体的には弱めな状態。
ただし、Binanceのクジラ勢はロング優勢で、Coinbase Premiumもプラスを維持していることから、短期的には買い支えも意識される状況です。
ETF市場では引き続き資金流出が続いている中で、GBTCに限っては小幅な流入が確認されました。
とはいえ、IBITやFBTCといった主要ETFへの新規流入はなく、機関投資家の積極的な買いは一服している印象です。
チャート的には、BTCは上昇後の持ち合いレンジ内での推移が続いており、50EMAの攻防が注目されます。
下値を維持できれば、再び120,000ドル台へのトライも視野に入りそうです。
全体としては「楽観ムードの中にある静かな調整」といった地合いで、
過度な楽観に乗らず、丁寧な押し目・サポート確認が重要な局面となっております。