XRP相場分析

2025年7月2日XRP相場分析

📰【XRPに関する重要ニュースまとめ】

🔹 リップル社、控訴を取り下げへ

2025年6月27日、リップル社のCEOは、SEC(米証券取引委員会)との訴訟において、クロス控訴(反対控訴)を取り下げる意向を明らかにしました。SEC側も同様に控訴の取り下げを予定しているとされており、訴訟の最終決定に向けて大きな前進となっています。

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🔹 裁判所、和解案を却下

前日の6月26日、連邦判事はリップル社とSECが合意した和解案(SECによる50百万ドルの減額など)を却下しました。判事は「判決を取り下げるには例外的事情が必要である」と述べており、裁判所は独自の判断に基づき、訴訟手続きの継続を選んだ形です。

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🔹 SEC側の控訴取り下げには時間がかかる見通し

元SEC職員によると、リップル社が控訴を取り下げたとしても、SEC側では内部での投票や公式書類の提出などが必要とされており、控訴の正式な取り下げには数週間を要する可能性があるとのことです。
SNSなどで噂されている「7月3日」「8月15日」はあくまで目安であり、公式な完了時期は未定です。

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📊【取引所別の取引高(24時間)上位5位】

1位:Binance(XRP/USDT)
→ 取引高:3,185,374,454ドル(シェア:8.94%)

2位:Binance(XRP/FDUSD)
→ 取引高:83,495,124ドル(シェア:2.34%)

3位:Bybit(XRP/USDT)
→ 取引高:1,245,754,403ドル(シェア:3.49%)

4位:Coinbase(XRP/USD)
→ 取引高:1,427,055,512ドル(シェア:4.00%)

5位:Upbit(XRP/KRW)
→ 取引高:1,854,480,058ドル(シェア:5.20%)

📌ポイント補足:
→ Binanceの存在感が依然として高く、UpbitやCoinbaseも一定の流動性を維持している印象です。

📈【XRP先物建玉・出来高(CoinGlass)】

  • 【全体】(4H):-1.61% 
         (24H):-5.89%
  • 【CME】(4H):-1.13% 
         (24H):-12.19%
  • 【Binance】(4H):-1.76% 
          (24H):-3.98%
  • 【OKX】(4H):-0.84% 
         (24H):-3.71%
  • 【Bybit】(4H):-1.35% 
          (24H):-5.88%

📌ポイント補足:
主要取引所すべてで建玉が減少しており、短期的なポジション調整が進んでいる印象です。特にCME・Bybitの24H変化率が大きく、機関と個人の両方で慎重な動きがうかがえます。


🇰🇷【XRP/KRW(韓国勢)テクニカル分析】

  • 現在価格:2,981KRW(-1.78%)
  • チャート形状:短期移動平均線(赤)・長期移動平均線(緑)ともに下向き。
  • RSI:47付近で横ばい

📌ポイント補足:
韓国市場では短期的な反発後に再び下落傾向が見られ、全体的には弱含みの展開です。RSIがまだ中立圏にあるため、大きなトレンド転換の兆候は確認されていません。


📉【XRP/USD テクニカル分析(4時間足)】

  • 現在価格は2.19ドル付近
  • 上値抵抗:2.27〜2.33ドル(緑ライン)
  • 下値支持:2.14〜2.06ドル(赤ライン)

📉 移動平均線:

  • 50EMA(オレンジ):価格と交錯しつつある状態
  • 200SMA(緑):上から抑える形でレジスタンス機能中

📊 RSI:46前後(まだ方向感に欠ける)
📌出来高:上昇局面でやや増加、現状はやや停滞傾向

📝 テクニカル総評:
上昇トライは見られたものの、200SMAに頭を抑えられ再び下方向へ。しっかりと上抜けできない限り、レンジ内での推移が続く見通しです。


✅【XRP相場 統括コメント】

現在、リップル社とSECの訴訟が終結に向けて進展する一方で、相場にはやや売り圧が強まっております。建玉も減少傾向にあり、上値の重い展開が続いております。
ただしETF動向や控訴の進展次第では、中長期での買い場形成にもつながる可能性があります。引き続き重要ラインや需給に注視してまいりましょう。

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