🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 52(Neutral)




米国指数
NASDAQ:+0.45%
S&P500:+0.21%
VIX:-0.46%
米10年債利回り:4.04%(-1.29%)
📝補足ポイント
→ 投資家心理は「中立」に戻り、米国株は堅調。特にNASDAQが+0.45%とテック株中心に買い優勢。VIXは15前後まで低下し落ち着いた地合い。米10年債利回りは4.04%まで低下し、リスク資産にとって追い風となりやすい環境。
📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】
🔸未決済建玉(OI)

【全体】
(4H):-0.72%
(24H):+2.94%
【CME】
(4H):-0.72%
(24H):+2.90%
【Binance】
(4H):-0.27%
(24H):+0.84%
【OKX】
(4H):-1.32%
(24H):+4.95%
【Bybit】
(4H):-0.72%
(24H):-0.10%
🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:49.89%
ショート:50.11%
(比:0.9956)
🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)


【口座】
ロング:61.04%
ショート:38.96%(比:1.57)
【ポジション】
ロング:65.24%
ショート:34.76%(比:1.88)
🔸Coinbase Premium

→ +0.0078%(小幅プラス、ほぼニュートラル)
🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:112,000〜114,000ドル付近に厚い買い板
→ 下方では110,000ドル近辺にサポート帯
📝一言コメント
OIは全体的に4Hではマイナスだが、24Hで見るとCME・OKXを中心にプラス推移。Binanceクジラは口座・ポジションともにロング優勢で、短期的には底堅い印象。ただしCoinbase Premiumはニュートラルで、大きな買い優位は確認できない。
🏦【ETF市場(SoSoValue)】
🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

→ -1億6018万ドルの流出(9月5日)
🔸GBTCの流出(売り圧)

→ -4,733万ドルの流出(9月5日)
🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

→ IBIT:-6321万ドル流出(累計 +587.4億ドル)
→ FBTC:変化なし(累計 +117.8億ドル)
→ GBTC:-4,733万ドル流出(累計 -240.1億ドル)
📌 ポイント補足:
ETF市場全体で 大幅な資金流出(-1.6億ドル) が発生。特にIBITとGBTCからの流出が目立ち、買い圧は弱まっている。累計では依然として純流入超過だが、短期的には売り圧が強い環境。
📈【テクニカル分析(BTC 4時間足)】

🔸移動平均線(200SMA・50EMA)
- 200SMA:113,992ドル付近 → 上値抵抗として意識されやすい位置
- 50EMA:約111,865ドル → 現在価格をサポートしやすい水準
🔸RSI
- 現在:58.59 → 過熱感はなく、中立からやや強気圏に接近。上昇余地あり。
🔸出来高
- 直近はやや低調ながら、下落局面での売り圧縮が見られる。買い需要が戻れば出来高を伴った上昇も視野。
🔸チャート形状
- 直近は 110,000ドル付近を下値にしたレンジを上抜け気味。
- 上値は 113,000ドル(直近レジスタンス)、さらに上は 115,156ドル(200SMA付近) が大きな壁。
- 下値サポートは 111,865ドル(50EMA)、さらに割れると 109,423ドル まで視野。
📌 まとめ:
BTCはレンジをやや上抜け、短期的に強気バイアスが優勢。RSIも中立圏から上昇を示唆しており、113,000〜115,000ドルのレジスタンス突破がカギ。一方で111,800ドルを下抜けると再びレンジ内に押し戻されるリスクあり。
📝【BTC統括まとめ】
現在のBTCは短期的に強気の流れが意識されています。総OIは24時間で増加しており、新規のポジション流入が確認されています。ロングとショートは全体的には拮抗していますが、Binanceのトップトレーダーはロング優勢となっており、押し目を拾う動きが目立ちます。
一方で、スポット市場ではCoinbase Premiumはニュートラルで、米勢の強い買いは見られていません。ただし、111,000ドル付近に厚い買い板が確認されており、下値は意識されやすい状況です。
テクニカル面では50EMAがサポートとなりつつ、200SMAが大きな上値抵抗となっています。RSIも中立より上向きで、モメンタムは徐々に強気寄りに傾きつつあります。地合いとしては、米株が堅調でVIXも低下、リスクオンの流れが仮想通貨市場にも追い風となっています。
今後のシナリオとしては、113,000〜115,000ドルを明確に突破できれば上昇が加速し、118,000ドル台を試す可能性があります。一方で111,800ドルを割り込むと再び109,400ドル付近まで下落するリスクも残っており、引き続きサポート割れには注意が必要です。