BTC相場分析

2025年9月9日BTC相場分析

🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index

→ 52(Neutral)

米国指数

NASDAQ:+0.45%

S&P500:+0.21%

VIX:-0.46%

米10年債利回り:4.04%(-1.29%)

📝補足ポイント

→ 投資家心理は「中立」に戻り、米国株は堅調。特にNASDAQが+0.45%とテック株中心に買い優勢。VIXは15前後まで低下し落ち着いた地合い。米10年債利回りは4.04%まで低下し、リスク資産にとって追い風となりやすい環境。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉(OI)

【全体】

(4H):-0.72%

(24H):+2.94%

【CME】

(4H):-0.72%

(24H):+2.90%

【Binance】

(4H):-0.27%

(24H):+0.84%

【OKX】

(4H):-1.32%

(24H):+4.95%

【Bybit】

(4H):-0.72%

(24H):-0.10%


🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:49.89%

ショート:50.11%

(比:0.9956)


🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】

ロング:61.04%

ショート:38.96%(比:1.57)

【ポジション】

ロング:65.24%

ショート:34.76%(比:1.88)


🔸Coinbase Premium

→ +0.0078%(小幅プラス、ほぼニュートラル)


🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:112,000〜114,000ドル付近に厚い買い板

→ 下方では110,000ドル近辺にサポート帯


📝一言コメント

OIは全体的に4Hではマイナスだが、24Hで見るとCME・OKXを中心にプラス推移。Binanceクジラは口座・ポジションともにロング優勢で、短期的には底堅い印象。ただしCoinbase Premiumはニュートラルで、大きな買い優位は確認できない。

🏦【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

-1億6018万ドルの流出(9月5日)

🔸GBTCの流出(売り圧)

-4,733万ドルの流出(9月5日)

🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

→ IBIT:-6321万ドル流出(累計 +587.4億ドル)

→ FBTC:変化なし(累計 +117.8億ドル)

→ GBTC:-4,733万ドル流出(累計 -240.1億ドル)

📌 ポイント補足

ETF市場全体で 大幅な資金流出(-1.6億ドル) が発生。特にIBITとGBTCからの流出が目立ち、買い圧は弱まっている。累計では依然として純流入超過だが、短期的には売り圧が強い環境。

📈【テクニカル分析(BTC 4時間足)】

🔸移動平均線(200SMA・50EMA)

  • 200SMA:113,992ドル付近 → 上値抵抗として意識されやすい位置
  • 50EMA:約111,865ドル → 現在価格をサポートしやすい水準

🔸RSI

  • 現在:58.59 → 過熱感はなく、中立からやや強気圏に接近。上昇余地あり。

🔸出来高

  • 直近はやや低調ながら、下落局面での売り圧縮が見られる。買い需要が戻れば出来高を伴った上昇も視野。

🔸チャート形状

  • 直近は 110,000ドル付近を下値にしたレンジを上抜け気味
  • 上値は 113,000ドル(直近レジスタンス)、さらに上は 115,156ドル(200SMA付近) が大きな壁。
  • 下値サポートは 111,865ドル(50EMA)、さらに割れると 109,423ドル まで視野。

📌 まとめ

BTCはレンジをやや上抜け、短期的に強気バイアスが優勢。RSIも中立圏から上昇を示唆しており、113,000〜115,000ドルのレジスタンス突破がカギ。一方で111,800ドルを下抜けると再びレンジ内に押し戻されるリスクあり。


📝【BTC統括まとめ】

現在のBTCは短期的に強気の流れが意識されています。総OIは24時間で増加しており、新規のポジション流入が確認されています。ロングとショートは全体的には拮抗していますが、Binanceのトップトレーダーはロング優勢となっており、押し目を拾う動きが目立ちます。

一方で、スポット市場ではCoinbase Premiumはニュートラルで、米勢の強い買いは見られていません。ただし、111,000ドル付近に厚い買い板が確認されており、下値は意識されやすい状況です。

テクニカル面では50EMAがサポートとなりつつ、200SMAが大きな上値抵抗となっています。RSIも中立より上向きで、モメンタムは徐々に強気寄りに傾きつつあります。地合いとしては、米株が堅調でVIXも低下、リスクオンの流れが仮想通貨市場にも追い風となっています。

今後のシナリオとしては、113,000〜115,000ドルを明確に突破できれば上昇が加速し、118,000ドル台を試す可能性があります。一方で111,800ドルを割り込むと再び109,400ドル付近まで下落するリスクも残っており、引き続きサポート割れには注意が必要です。

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