BTC相場分析

2025年9月2日BTC相場分析

🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index

→ 64(Greed)

米国指数

NASDAQ:-1.15%

S&P500:-0.64%

VIX:+4.95%

米10年債利回り:4.23%(+0.17%)

📝補足ポイント

→ 米国株はそろって下落。特にNASDAQが大きめに売られ、リスクオフの流れが強まりました。VIXは上昇し投資家心理はやや警戒寄り。一方でFear & Greedは依然Greed圏にあり、地合いの揺らぎに注意が必要です。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉(OI)

【全体】

(4H):+0.05%

(24H):+0.05%

【CME】

(4H):-0.21%

(24H):+0.05%

【Binance】

(4H):+0.05%

(24H):+0.05%

【OKX】

(4H):+0.30%

(24H):+1.03%

【Bybit】

(4H):-0.53%

(24H):+0.65%


🔸ロング/ショート比率(全体)

ロング:37.15%

ショート:62.85%

(比:0.59)


🔸Binance ロング/ショート比率(クジラ)

【口座】

ロング:67.09%

ショート:32.91%(比:2.04)

【ポジション】

ロング:66.73%

ショート:33.27%(比:2.01)


🔸Coinbase Premium

→ -0.0041%(横ばい〜やや売り圧)


🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:108,000〜110,000付近に厚めの買い板あり

📝一言コメント

→ OIは微増だが、全体のL/Sはショート優勢。クジラ口座ではロング優勢を維持しており、短期的には押し目拾いも意識されるが、全体フローはまだ売り圧強め。

🏦【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

-126.64Mドル(8月29日)

🔸GBTCの流出(売り圧)

-15.30Mドル

🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

  • IBIT(BlackRock):累計 +58.31Bドル、1日 +24.63Mドル
  • FBTC(Fidelity):累計 +11.75Bドル、1日 -66.20Mドル
  • GBTC(Grayscale):累計 -23.94Bドル、1日 -15.30Mドル

📌まとめると、

ETF市場は 大幅な流出超過(-126Mドル規模)。特に Fidelityが強い売却姿勢 を示し、グレースケールの流出も継続。一方でBlackRockは小幅な買い支えが見られますが、全体的には売り圧が勝っている状況です。

📈【テクニカル分析(BTC 4時間足)】

🔸移動平均線(200SMA・50EMA)

  • 200SMA:約110,270ドル(上値抵抗として機能中)
  • 50EMA:下向きでデッドクロス継続、短期トレンドは弱気

🔸RSI

  • 現在:47.29付近
  • 中立圏だが50を下回り、上値の重さを示唆

🔸出来高

  • 下落局面での出来高が増加しており、売り圧力の強さが目立つ
  • 直近の反発は出来高が伴っておらず限定的

🔸チャート形状

  • 現在価格:約109,028ドル
  • サポート:108,000ドル(維持できるかが焦点)
  • レジスタンス:111,800ドル → 115,100ドル(戻り売りが入りやすい水準)
  • 全体として下降トレンドの中で短期的な戻りを試す展開

📌 テクニカル的には「戻り売り優勢」。200SMAが頭を抑える形となっており、サポート割れで再度下落加速に注意が必要です。


📝【BTC統括まとめ】

BTCは依然として戻り売り優勢の地合いです。先物建玉は全体で小幅減少、ロング比率は37%と低水準でショート優勢が続いています。一方で、Binanceのトップトレーダーは口座・ポジションともにロング比率が2倍前後と強気姿勢を見せています。

ETF市場では8月29日に1.27億ドルの流出が確認され、特にFidelityからの流出が目立ちました。Coinbase Premiumもマイナス圏で推移しており、短期的には買い圧力が乏しい状況です。

テクニカル面では200SMA(11万270ドル付近)が上値抵抗となり、RSIは47と中立から弱気寄り。下値は10万8,000ドルが重要サポートで、割れると10万5,000ドルまでの下落が意識されます。上値は11万1,800ドル~11万5,000ドルが抵抗帯。

マクロでは米株が軟調で、NASDAQが▲1.15%、S&P500が▲0.64%と下落。VIXも上昇しリスクオフ傾向が強まっています。

総じて、短期的には戻り売りが有効な局面で、サポート割れの攻防が焦点となりそうです。


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