🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 51(Neutral)




米国指数
NASDAQ:+0.03%
S&P500:+0.30%
VIX:+2.19%
米10年債利回り:4.04%(-1.00%)
📝補足ポイント
→ 株式市場は小幅な上昇で落ち着いた動き。一方でVIX(恐怖指数)は上昇しており、投資家心理には警戒感も見られる。米10年債利回りは低下しており、株式にとっては支えとなる一方で、今後の金利動向には引き続き注意が必要。
📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】
🔸未決済建玉(OI)

【全体】
(4H):-1.00%
(24H):+1.37%
【CME】
(4H):+0.09%
(24H):+3.54%
【Binance】
(4H):-1.85%
(24H):+2.40%
【OKX】
(4H):-2.38%
(24H):+0.32%
【Bybit】
(4H):-0.14%
(24H):+3.16%
🔸ロング/ショート比率(全体)

ロング:58.08%
ショート:41.92%
(比:1.39)
🔸Binance ロング/ショート比率(クジラ)


【口座】
ロング:56.8%
ショート:43.2%(比:1.31)
【ポジション】
ロング:65.8%
ショート:34.2%(比:1.92)
🔸Coinbase Premium

→ +0.03%(小幅プラスに転じており、買い圧がやや優勢)
🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:112,000〜114,000ドル付近に厚い買い板あり
📝一言コメント
OIは4時間足ベースで軟調だが、24時間では反発気味。特にBybitとCMEが強い。
ロング優勢の傾向が続いており、Coinbase Premiumも小幅プラス。
短期的には112,000〜114,000ドルのサポート意識がポイントになりそうです。
🏦【ETF市場(SoSoValue)】
🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

→ +23.05Mドル(9月9日)
→ IBITが +69.31Mドル と強い流入、全体を押し上げ。
🔸GBTCの流出(売り圧)

→ 0ドル(変化なし)(9月9日)
→ 前日比で売り圧は見られず、落ち着いた動き。
🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

→ IBIT:累計 58.94Bドル(引き続き積み上げ)
→ FBTC:累計 11.88Bドル(-55.81Mドルの流出)
→ GBTC:累計 -24.00Bドル(保有量に変化なし)
📝 補足ポイント:
ETF市場ではIBITが大きく買い越しており、全体の流れをプラスに牽引。一方で、Fidelity(FBTC)は中規模の流出を記録し、やや差し引き感あり。ただし、GBTCは前日の流出から一服してゼロに戻ったため、総合的には 弱めの買い優勢 と整理できる状況です。
📈【テクニカル分析(BTC 4時間足)】

🔸移動平均線(200SMA・50EMA)
- 200SMA:111,414ドル付近 → 現在価格(113,656ドル)は上抜けており、上方向のトレンド転換が意識されやすい位置。
- 50EMA:111,864ドル付近 → 既に下から突破済みで、短期的な買い優勢が継続。
🔸RSI
- 現在 62.45 → 買われすぎ水準(70)には達していないが、強気モメンタムが明確。
🔸出来高
- 出来高は直近で増加傾向。上昇局面に合わせて買いが伴っており、ブレイクの信頼性を裏付け。
🔸チャート形状
- 直近はダブルボトム気味の形を形成しており、ネックライン突破で115,000ドル台が意識される展開。
- レジスタンス:115,166ドル・119,127ドル
- サポート:111,864ドル(50EMA)、109,423ドル(直近安値)
📝 総合評価:
BTCは50EMAと200SMAを突破し、モメンタムも強め。RSIも適度な水準で、さらなる上昇余地あり。まずは115,000ドル台突破が短期の焦点。割れれば再度111,800ドル付近まで押し戻されるリスクも残る。
📝【BTC統括まとめ】
BTCは出来高を伴って200SMAを突破し、上昇トレンド回帰の動きが鮮明になっています。直近では 115,000ドル付近のレジスタンス突破が焦点 で、上抜ければ119,000ドル台を目指す展開が見込まれます。一方で失敗した場合、サポートは111,800ドル付近、その下は109,400ドルが防衛ラインとなります。
デリバティブ市場では総OIが736K BTC($83.7B)と高水準を維持。CMEが+3.5%と積み増ししており、機関投資家の買い意欲が見られます。ロング/ショート比率も全体でロング58%、Binanceトップトレーダーのポジション比率ではロング65%と、ロング優勢の状況が続いています。
スポット市場ではCoinbase Premiumが+0.03%と小幅ながら買い需要が優勢。板状況では115,000〜116,000ドルに売り板、112,000〜111,500ドルに厚めの買い板が控えており、攻防の目安となりそうです。
マクロ環境ではFear & Greed Indexが51(中立)を維持。米株はNASDAQ +0.03%、S&P500 +0.30%と小幅に上昇。米10年金利は4.045%(-1.0%)と低下しており、リスク資産にとって追い風となっています。ただしVIXは+2.19%とやや警戒感が強まっている点には注意。
総じて、中期は強気継続、短期は115,000ドル突破がカギ。突破成功なら119,000ドル台へ、失敗なら111,800ドル割れに注意しつつ、押し目狙いが有効な局面です。