🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 51(Neutral)




米国指数
NASDAQ:+0.37%
S&P500:+0.27%
VIX:-0.40%
米10年債利回り:4.08%(+1.04%)
📝補足ポイント
→ 投資家心理は「中立」水準を維持。米国株は堅調に推移している一方、金利は4.0%台に戻しており、上昇圧力が意識される局面です。仮想通貨市場への影響は限定的ながら、金利上昇が続くとリスク資産全体への重荷となる点には注意。
📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】
🔸未決済建玉(OI)

【全体】
(4H):+0.53%
(24H):+2.09%
【CME】
(4H):+0.33%
(24H):-0.92%
【Binance】
(4H):+0.81%
(24H):+0.61%
【OKX】
(4H):-0.01%
(24H):+0.51%
【Bybit】
(4H):+2.03%
(24H):+2.31%
🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:51.85%
ショート:48.15%
(比:1.07)
🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)


【口座】
ロング:66.99%
ショート:33.01%(比:2.03)
【ポジション】
ロング:67.16%
ショート:32.84%(比:2.05)
🔸Coinbase Premium

→ -0.0005%(横ばい)
🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:111,000〜112,000付近に強めの板、下は110,000割れで流動性薄いゾーン
📝一言コメント
OIは全体的にプラス推移で特にBybitの建玉増加が顕著。ロング比率もやや優勢ながら、Coinbase Premiumは横ばいで米勢の買い圧は限定的。短期は111,000ドル割れを守れるかがポイント。
🏦【ETF市場(SoSoValue)】
🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

・日次純流入:+$368.25M
・累計純流入:$54.86B
🔸GBTCの流出(売り圧)

・日次:+$4.40M 流入(珍しくプラス)
・累計:-24.00B
🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

・総純資産:$145.41B(BTC時価総額の約6.52%)
・IBIT(BlackRock):+25.48M 流入
・FBTC(Fidelity):+156.50M 流入
・GBTC(Grayscale):+4.40M 流入
📝 補足コメント
9月8日のETF市場は久々に強い買い圧が入り、日次で**+$368Mと大幅流入。特にFidelity(FBTC)が+$156Mと存在感を示し、IBIT(BlackRock)も安定的に流入。
注目すべきはGBTCで、長らく続いた売り越しから一転、+流入**となった点。
ETF市場全体として強気の動きが確認され、BTC価格の下支え要因となっています。
📈【テクニカル分析(BTC 4時間足)】

🔸移動平均線(200SMA・50EMA)
・200SMA(113,882ドル付近)を上値に意識される展開。
・50EMA(111,864ドル付近)がサポートとして機能。
🔸RSI
・現在 50.94 付近で中立圏。過熱感はなく、方向感を探る局面。
🔸出来高
・大きな買い増しは限定的で、横ばい推移。まだ強いトレンドを伴っていない。
🔸チャート形状
・110,000ドル付近で下値を固めながら、111,800ドルを挟んでのレンジ推移。
・直近では115,000ドル(200SMA)が上値抵抗、ここを突破できるかが上昇再開の鍵。
・下値は109,400ドルが重要サポート。
📝 補足コメント
BTCは現在、200SMAを上に抜けられずにレンジ内での推移。ETF流入が支えとなる一方で、米国指数は中立寄りで外部環境はやや静観ムード。
115,000ドル突破なら短期強気転換、割れれば109,000ドル再トライの可能性。
📝【BTC統括まとめ】
結論として、BTCはレンジ推移の中で方向感を探る展開です。短期的には 115,000ドル突破が強気転換の条件、逆に 109,000ドル割れで下落再開のリスクがあります。
デリバティブでは、総OIが微増傾向。CME・Binanceともに4Hでプラス推移、Bybitが強めに増加。ロング/ショート比率は全体でロング優勢(51.8%)、Binanceトップトレーダーも口座・ポジション共にロング優位(2倍以上)を維持しています。
スポット/フローは、Coinbase Premiumがほぼフラットで米系フローの方向性は限定的。ヒートマップでは111,000〜112,000ドルに厚めの板があり、短期的な攻防ポイントになりそうです。
テクニカルでは、200SMA(約113,800ドル)が上値抵抗として意識され、50EMA(約111,800ドル)がサポートに。RSIは中立圏(50前後)でまだ過熱感はなく、出来高も落ち着いています。
マクロ環境は、Fear & Greed Indexが「Neutral(51)」、米国株(NASDAQ +0.37%、S&P500 +0.27%)は小幅上昇。VIXは低下(15.05)、米10年金利は上昇(4.08%)で、株式はリスクオンだが金利上昇が重し。
戦略メモとしては、短期はレンジ内での逆張り意識、115Kブレイクなら素直に追随。ETF流入の支えが続くかを見極めつつ、下落時は109K付近での反発確認が重要となります。