📉【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 53(Neutral)




米国指数
NASDAQ:-0.34%
S&P500:-0.40%
VIX:+5.86%(16.61)
米10年債利回り:4.324%(+0.77%)
📝 補足ポイント:
→ 昨日は株式市場が続落。VIXが上昇しており投資家心理はややリスクオフ気味。
米国債利回りも上昇しており、株式にとっては逆風となる地合い。
仮想通貨市場にとっても短期的に売り圧力が意識されやすい環境。
📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】
🔸未決済建玉(OI)

【全体】
(4H):+0.88%
(24H):+0.65%
【CME】
(4H):-0.27%
(24H):-2.62%
【Binance】
(4H):+0.83%
(24H):+1.26%
【Bybit】
(4H):+1.55%
(24H):+1.90%
【OKX】
(4H):+0.94%
(24H):+1.06%
🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:51.62%
ショート:48.38%
(比:1.067)
🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)


【口座】
ロング:65.19%
ショート:34.81%
(比:1.87)
【ポジション】
ロング:65.31%
ショート:34.69%
(比:1.88)
🔸Coinbase Premium

→ -0.037%(やや売り圧)
🔸ヒートマップ

→ サポート:111,500〜112,000
→ 抵抗:114,000〜115,000
📝 コメント
OIは全体でプラス推移、特にBinanceとBybitが堅調。
ただしCMEはマイナスで、米勢はポジション整理が目立つ。
Coinbase Premiumもマイナス圏で、ドル建てでは売り優勢。
112k付近でサポートは確認できるが、114k〜115kが重く、上値余地は限定的。
🏦【ETF市場(SoSoValue)】
🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

- 日次総純流入額:-3.11億ドル
- 累計純流入額:540.2億ドル
- 総取引額:34.4億ドル
🔸GBTCの流出(売り圧)

- 1日純流入:-8.98Mドル(8月20日)
- 累積純流入:-239.3億ドル(依然として流出超過)
- 純資産:204.3億ドル
- 保持比率:0.90%
🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

- IBIT(BlackRock)
1日純流入:-2.20億ドル
累計純流入:583.8億ドル
資産純値:851.8億ドル - FBTC(Fidelity)
1日純流入:-746万ドル
累計純流入:117.0億ドル
資産純値:227.0億ドル - GBTC(Grayscale)
1日純流入:-898万ドル
累計純流入:-239.3億ドル
資産純値:204.3億ドル
📝 補足ポイント:
8月20日はETF全体で3億ドル超の資金流出。特にIBITからの売り圧(-2.2億ドル)が大きく、BTC価格(約11.4万ドル)にも重しとなった印象です。
一方で、累計では依然として540億ドルの純流入超を維持しており、中長期の買い基調は崩れていません。
📈【テクニカル分析(4時間足)】

🔹RSI
→ 現在:32付近(売られすぎ水準に接近)
🔹移動平均線
- 50EMA:下向きで価格の上に位置
- 200SMA:116,500ドル付近で上値として意識されやすい
🔹出来高
→ 下落局面でやや増加傾向。売り圧が強まっている印象。
🔹チャート形状
- サポート:111,800ドル付近(直近下げ止まりゾーン)
- 抵抗:115,100ドル付近(直近戻り高値ライン)
- 中期的に下落トレンド継続中。
- RSI的には反発余地ありだが、出来高が伴っていないため限定的な戻りになる可能性あり。
📝 補足ポイント:
短期的には111,800ドルを維持できるかが焦点。割れると心理的節目110,000ドルが意識されそうです。
📝【BTC統括まとめ】
全体的に米国市場の地合い悪化と連動して、BTCは下落基調を継続。
CoinGlassのOI・ロングショート比率を見ても買い意欲が鈍く、ETFフローも中立〜弱め。
テクニカル的には111,800ドルのサポートが目先の攻防ラインで、割れると110,000ドル割れを試す展開もあり得る。
ただしRSIは売られすぎ水準に接近しており、短期的な反発余地は残っている状況。
大局的には「戻り売り優勢」の目線を持ちつつ、サポート割れに注意したい相場環境。