BTC相場分析

2025年8月20日BTC相場分析

🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 60 = Greed

米国指数
NASDAQ:-1.46%
S&P500:-0.59%
VIX:+3.87%
米10年債利回り:4.308%(-0.67%)

📝 補足ポイント:
→ 投資家心理は「Greed」継続だが、米国株は下落。特にNASDAQは-1.46%と弱含み。VIXが上昇しておりリスク警戒感も強まりつつある。金利は低下しているが株式市場への支えにはならず、ややリスクオフ地合い。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉

【全体】(4H):-0.33%
    (24H):-2.51%
【CME】(4H):-0.29%
    (24H):-1.69%
【Binance】(4H):+0.20%
     (24H):-1.43%
【OKX】(4H):-2.62%
    (24H):-1.85%
【Bybit】(4H):+1.44%
     (24H):-3.13%

🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:46.9%
ショート:53.1%

🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】ロング:63.39% 
    ショート:36.61%(比:1.73)

【ポジション】ロング:65.84% 
       ショート:34.16%(比:1.93)

🔸Coinbase Premium

→ -0.0291%(マイナス転換) → 短期的な売り圧が優勢

🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:113,000〜117,000ドル
 特に114,000ドル付近に厚めの買い板が確認

📝:未決済建玉は全体で減少傾向、ショート優勢の流れ。Coinbase Premiumがマイナスで米国勢は売り圧力強め。短期的には下押しリスクが意識される場面。

🏦【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

日次総純流入額:-121.81M(8月18日)
→ 大幅な資金流出。直近ではIBIT(BlackRock)から-68.72Mの流出が目立つ。

🔸GBTCの流出(売り圧)

8月18日:0(フラット)
累積流出:-23.80B
→ この日は新規流出はなかったが、依然として累積売り圧は大きい。

🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

総純資産:$150.89B(BTC価格:$116,314)

  • IBIT(BlackRock):資産 $87.21B、累積純流入 $58.60B
  • FBTC(Fidelity):資産 $23.42B、累積純流入 $11.95B
  • GBTC(Grayscale):資産 $20.93B、累積純流出 -$23.80B

📝:ETF市場では大幅な流出が再び確認され、特にIBITからの流出が顕著。BTC価格下落と連動する形で投資家のリスク回避姿勢が強まっている。

📈【テクニカル分析(4時間足)】

  • 現在価格:113,353ドル
  • 200SMA:117,303ドル(上値抵抗)
  • 50EMA:117,996ドル(同じく上値抵抗)
  • 出来高:直近では増加傾向は見られず
  • RSI:31.79(売られすぎ水準に接近)

🔹重要ライン

  • レジスタンス:119,127ドル / 122,503ドル / 124,447ドル
  • サポート:113,566ドル / 111,864ドル / 109,423ドル / 105,779ドル

📝:4時間足では200SMAと50EMAの下で推移しており、下落トレンド優勢。RSIは30台前半まで下落しており短期的な反発余地はあるが、出来高の盛り上がりは弱く戻りは限定的になる可能性が高い。

✅【BTC統括まとめ】

米国市場はNASDAQが-1.46%と大幅下落、VIXは上昇しリスクオフ地合い。
仮想通貨市場でも未決済建玉は全体で減少、ショート優勢が続き、Coinbase Premiumもマイナスで米国勢の売り圧が強まっています。

ETF市場ではIBITからの大口流出(-68.72M)が確認され、全体でも-121.81Mと大幅な資金流出。ETFからの資金動向も価格下押し要因に。

テクニカル的には200SMA・50EMAを下回り、RSIは31と売られすぎ水準。ただ出来高の盛り上がりに欠けるため、戻りは限定的で戻り売りが意識されやすい局面です。

-BTC相場分析

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