BTC相場分析

2025年8月19日BTC相場分析

📉【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 65(Greed)

米国指数
NASDAQ:+0.03%
S&P500:-0.01%
VIX:-0.66%(14.99)
米10年債利回り:4.335%(+0.35%)

📝 補足ポイント:
→ 投資家心理は「Greed(強気)」が続いています。米国株は横ばいですが、VIXが低下しておりリスク選好ムードは維持。金利はやや上昇しており、株・仮想通貨双方にとってボラティリティを呼びやすい環境です。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉

【全体】(4H):-0.35% 
    (24H):+0.00%

【CME】(4H):-0.35% 
    (24H):+0.93%

【Binance】(4H):+0.42% 
     (24H):-2.37%

【OKX】(4H):-1.33% 
    (24H):-0.24%

【Bybit】(4H):-0.03% 
     (24H):+1.48%


🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:52.51% ショート:47.49%
→ ロング優勢(比率:1.10)


🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】ロング:60.72% ショート:39.28%(比:1.55)
【ポジション】ロング:66.04% ショート:33.96%(比:1.94)


🔸Coinbase Premium

→ プラス圏で推移(米国勢の買い圧がサポート)


🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯は116,000〜118,000ドル付近。
 上値は120,000ドルに厚めの売り板が控えており、突破が焦点。


📝:短期的には米国勢の買い支えが効いており、下値は固めつつある。ただし上値の売り圧も強いため、レンジ上限を突破できるかがカギ。

💹【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

・IBIT(BlackRock):+$114.40M
・FBTC(Fidelity):$0
・GBTC(Grayscale):-$81.82M
・BTC(Grayscale):+$0

➡️ 日次総純流入額は -14.13Mドル(8月15日) とマイナス。IBITに流入があったものの、GBTCからの流出が響き、全体では資金流出超。


🔸GBTCの流出(売り圧)

・1日純流入: -81.82Mドル
・累計純流入: -23.80Bドル
➡️ 依然として流出傾向が続いており、売り圧要因に。


🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

・IBIT:資産純値 $87.85B(シェア 3.77%)
・FBTC:$23.58B
・GBTC:$21.04B
・BTC(Grayscale):$5.42B

➡️ IBITが依然トップで着実にBTCを蓄積。GBTCは資産規模が縮小傾向。


📝 ETF市場は IBITが流入を維持しつつも、GBTCの流出で全体としてはマイナス。短期的には買い圧より売り圧がやや勝っている印象。

📈【テクニカル分析(BTC/4H)】

  • 移動平均線
     50EMA:119,127付近(レジスタンスとして機能)
     200SMA:117,433付近(サポート寄り、現在下抜け後に上値抵抗化の可能性)
  • RSI(14)
     42.49(売られ気味だがまだ売られすぎ水準には届かず)
  • 出来高
     直近下落局面で出来高増 → 売り圧が優勢だったことを示す
     反発局面では出来高やや減少 → 上値の弱さが目立つ
  • チャート形状
     直近では116,000ドル台を底に反発。
     上値は118,700〜119,100ドル(50EMA付近)が意識されやすい。
     下値は115,150ドル、さらに割れると111,800ドルが次のサポート。

📝:短期的には反発基調だが、50EMA・200SMAのダブル抵抗を突破できるかが焦点。RSIは売られ気味の反発局面で、上昇余地はあるものの出来高が伴わない場合は再び押し戻されるリスクもあり。

📝BTC今日の統括まとめ

米国市場はGreed圏を維持しつつ株価は横ばい、VIX低下とリスク選好ムードが続いています。CoinGlassではロング優勢が確認され、特にBinanceクジラ勢のロング比率が高い点は注目ポイント。Coinbase Premiumもプラス圏を保ち、米国勢の買い支えが下値を固めています。一方でETF市場はIBITに大規模流入があるものの、GBTCの流出が続き全体では小幅なマイナス。売り圧力が残存する構図です。テクニカル的には116,000ドル台で反発を見せていますが、上値には200SMAと50EMAのダブル抵抗が控えており突破が焦点。出来高が伴わない場合は再び押し戻されるリスクもあり、115,000ドル割れには警戒が必要です。

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