BTC相場分析

2025年7月9日BTC相場分析

📉【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 74(Greed)
前日より若干低下したものの、依然として強いリスクオンの地合いが継続中。

米国指数
NASDAQ:+0.03%
S&P500:-0.07%
VIX:-5.51%(16.81)
米10年債利回り:4.401(+0.32%)

📝 補足ポイント:
→ 指数は横ばいで方向感なし。ただしVIXは大きく低下しており、リスク選好姿勢は継続中。金利も若干上昇しており、目先のインフレ警戒はやや強まっている印象。仮想通貨にとっては全体的に悪くない地合い

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸未決済建玉

【全体】
 (4H):+0.53%
 (24H):+0.11%
【CME】
 (4H):+0.54%
 (24H):-0.97%
【Binance】
 (4H):+0.88%
 (24H):+0.16%
【OKX】
 (4H):+0.25%
 (24H):+0.65%
【Bybit】
 (4H):-1.13%
 (24H):-2.51%


🔸ロング / ショート比率(全体)

ロング:45.64%
ショート:54.36%
→ ロング/ショート比:0.8396


🔸Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】
 ロング:41.72%
 ショート:58.28%(比:0.72)
【ポジション】
 ロング:58.34%
 ショート:41.66%(比:1.40)


🔸Coinbase Premium

→ 0.0154(ややプラス圏)→ 短期的に買い優勢な傾向


🔸ヒートマップ

→ 注文集中帯:108,000〜110,000(上値は重めだが、その上はやや薄い)


📝:
→ ロング比率はやや低下しつつも、ポジション比率は依然としてロング優勢。Coinbase Premiumもややプラスで、押し目買いも入っていそう。ただしBybit勢がネガティブに傾いており、上値追いは慎重に見たいところ

🧊【ETF市場(SoSoValue)】

🔸主要ETFの純流入額(買い圧)

2025年7月7日:+216.64Mドルの流入
→ 連日の強めの資金流入が続いており、ETF経由の買い圧が継続中。全体的なリスクオンの地合いと一致。


🔸GBTCの流出(売り圧)

2025年7月7日:-10.21Mドルの流出
→ 流出額は限定的。他ETFの流入額に比べて軽微なため、現状大きな売り圧にはなっていない。


🔸各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

  • IBIT(BlackRock):+164.64M(累計流入:52.81B)
  • FBTC(Fidelity):+66.05M(累計流入:12.28B)
  • GBTC(Grayscale):-10.21M(累計流出:-23.34B)

BlackRockとFidelityが引き続き主力買い手として堅調に蓄積中。グレースケールの流出は継続しているが影響軽微


📝:
ETF市場からの買い支えはしっかり継続中。特にBlackRockとFidelityからの流入が目立つ一方で、GBTCの売却圧力は縮小気味。地合いとしては現物市場の強さが健在

📉【テクニカル分析(4時間足)】

  • 価格帯:現在は108,500〜109,800付近を推移
  • 直近高値:110,067(レジスタンス)
  • サポートライン:106,913(中間) / 104,199 / 100,409(強め)
  • 移動平均線
     - 50EMA(オレンジ):価格帯と近く、サポートとして機能中
     - 200SMA(緑):106,000付近で控えており、下落時の反発ポイントになりやすい
  • RSI:55.13(過熱感なし、やや中立〜強め
  • 出来高:下落後の反発局面では増加、現在はやや落ち着きつつある

✅【本日の相場分析・統括まとめ】

  • 米国市場は横ばいながらVIXが大幅下落、リスクオンムード継続。Fear & Greed Indexも「74」と強い欲望圏を維持。
  • 未決済建玉は全体・Binance・OKXで増加傾向、Bybitのみ減少。買い支えも一定あるが、Bybit勢は調整警戒
  • ロングショート比率はショート優勢だが、ポジションベースではロング偏重というミスマッチ状態。
  • Coinbase Premiumはわずかにプラスで、米系の買い支えもじわじわ入っている可能性あり
  • ETF市場では+2億ドル超の資金流入、BlackRockとFidelityの流入が圧倒的。ETF経由の現物買いが続く限り下支え要因に
  • テクニカルでは高値圏レンジ継続中、RSI中立〜やや強め。上値の110,000〜110,600ドル帯は売り圧厚く、ブレイクには出来高が必要

📌総合すると…
→ 地合いは良好だが、110,000ドル台の壁が厚く、今は慎重に攻防を見極める局面。押し目買いは入りやすいが、ロングの引きつけは大事。突破できれば上昇加速に期待。

-BTC相場分析

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