BTC相場分析

2025年7月31日BTC相場分析

🇺🇸【米国指数・市場動向】

Fear & Greed Index
→ 67(Greed)

米国指数
NASDAQ:+0.15%
S&P500:-0.12%
VIX:-3.32%(15.45)
米10年債利回り:4.37%

📝 補足ポイント
→ 市場心理は“Greed(欲)”寄りだけど、パウエル発言で利下げ期待はやや後退
NASDAQがプラスで終えたのに対し、S&P500は小幅マイナスとまちまち。
VIXは低下(リスクオン傾向)してるが、米10年債利回りが4.37%と高止まりしており、
ドル高=仮想通貨にはやや重しの構図。

📊【仮想通貨市場(CoinGlass)】

🔸 未決済建玉

【全体】(4H):+0.74% 
     (24H):+0.74%
【CME】(4H):+1.46% 
     (24H):+1.02%
【Binance】(4H):-0.55% 
      (24H):-1.02%
【OKX】(4H):+1.35% 
    (24H):+0.14%
【Bybit】(4H):+4.92% 
     (24H):+4.19%

🔸 ロング / ショート比率(全体)

ロング:49.76% ショート:50.24%(拮抗)

🔸 Binance ロング / ショート比率(クジラ)

【口座】ロング:54.47% ショート:45.53%(比:1.20)
【ポジション】ロング:64.61% ショート:35.39%(比:1.83)

🔸 Coinbase Premium

→ -0.0177%(ややマイナス)
→ 米系の買い圧は小休止、軽い売り気配。

🔸 ヒートマップ

116,000〜116,500ドルに厚い買い板、
 118,000ドル前後に売り板集中。


→ OIはBybit主導で増加、短期ポジが出入りする地合い。Coinbase Premiumが弱めなので米系の買い支えは薄いが、116,000ドル台のサポート帯が攻防ライン

🏦【ETF市場(SoSoValue)】

🔸 主要ETFの純流入額(買い圧)

+79.98Mドル(7月29日)
→ BlackRock(IBIT)の +157.55Mドル流入 が全体を牽引。

🔸 GBTCの流出(売り圧)

-48.97Mドル
→ 依然として小幅流出が続くが、過去の大きな流出よりは落ち着き。

🔸 各ETFのBTC保有量(蓄積 or 売却)

→ 総保有量 152.71Bドル(BTC時価総額の6.53%)
→ IBITやFBTCは買い増し基調で、ETF全体は積み増し方向


→ ETF市場は依然として 資金流入基調。GBTCの小幅流出は残るが、BlackRockの積み増しが相場の下支え要因


📈【BTCテクニカル分析(4H)】

🔸 200SMA(緑線)と50EMA(オレンジ線)

200SMA:114,500〜115,000ドル付近で上昇基調を維持中。
50EMA:118,000ドル近辺を推移中。
→ 現在価格は50EMAを下回っており、200SMAが次の強いサポート候補

🔸 RSI(14)

41 付近で推移。
→ 売られすぎ圏(30以下)にはまだ届いていないが、弱めの売り圧が残っている状態

🔸 出来高

→ サポートライン(117,000ドル前後)でやや出来高が増加
→ ただし「強い買い圧」というより、防衛的な買い支えのニュアンス。

🔸 重要ライン

  • サポート:116,800〜117,000ドル(何度も反発している価格帯)
  • レジスタンス:118,000〜118,500ドル(売り板集中ゾーン)

🔸 チャート形状

→ 現状は レンジ+下押し警戒型
116,800を割ると200SMA(114,500〜115,000)までの調整シナリオも視野。
→ 守ればレンジ継続で117,000ドル台固めに移行。

✅【統括まとめ(7月31日)】

米国市場は**Fear & Greed Index 67(Greed)**と投資家心理は強気寄りながら、
パウエル議長の利下げ見送り発言でドル高基調が続き、仮想通貨には重し。
NASDAQは小幅プラスだったがS&P500はマイナス、**10年債利回り4.37%**と高止まり。

CoinGlassではBybit主導でOI増、短期筋の動きが活発。
ロング・ショート比率は拮抗、Coinbase Premiumはマイナス圏で米系買いは限定的。
ETFはBlackRock(IBIT)主導で+79.98Mドル流入と好調だが、GBTCの小幅流出が継続

テクニカル的には117,000ドル前後が重要サポート
割れれば200SMA(114,500〜115,000)タッチの調整シナリオ、守ればレンジ継続からの小反発も視野。

👉 今日は「117,000ドル防衛戦」
ETFの買い支えはあるが、米系買いが薄い中で短期筋の売り仕掛けに耐えられるかが焦点
116,800ドル割れ=加速下落、守れば小反発の二択シナリオを意識。

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