【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:56




・NASDAQ:+0.81%
・S&P500:+0.58%
・VIX:-3.65%
・米国10年債利回り:+0.27%
→アメリカ株価市場大きな変化はないが各指標回復傾向に。
Fear & Greed Indexを見ると沈静感がみられるか。
【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】
・未決済建玉

【全体】(4時間) -1.18%(24時間)+0.09%
【CME】(4時間)-0.50%(24時間)-5.30%
→Binance、BybitはOIの積み増しが見られるも、
価格上昇しきれなかったのはCMEのポジション抜けか?
・ロング/ショート比率(全体目線)

ロング: 40% ショート:60%
・Binance (クジラ)トップトレーダー比率


【口座】ロング:50% ショート:50%
【ポジション】ロング: 59% ショート41%
→全体目線はフラットだが、クジラたちはロング目線か。
クジラもそうだが、CMEの動きチェックしていきたいところ。
・Coinbase Premium

コインベースプレミアムは依然プラス傾向。
アメリカ仮想通貨市場の過熱度は継続中。
・ヒートマップ

106,000ドルを抜けたが現在反発中。
下値で買い支えも見られるが104,000ドルのラインは引き続き注意。
【3. ETF市場(SoSoValue)】
・ETF純流入

日時総純流入額:-$267.52%
・GBTC流出(売り圧確認)

-$16.47%
・ETFごとのBTC保有量

【ブラックロック】-$130.44M 流出
【FBTC】-$50.11M 流出
→ETF市場TOP3の先週から3日連続で流出。
中長期的に資金抜けのサインとなっているのか。
【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:106,000ドル付近を推移
・出来高:直近買い出来高作るも上昇し切らず。
・RSI:中立からやや上昇方向へ。
・200SMA / 50EMA:依然として50EMAレジスタンスに。
実体で抜けきれるかが注目。(続落、続騰警戒)
▼総括
米国株式市場はNASDAQ(+0.81%)・S&P500(+0.58%)と上昇傾向。VIXの低下(-3.65%)やFear & Greed Index「56」からも、市場にやや安心感が戻りつつある印象です。
一方で仮想通貨市場では、CME建玉が大幅に減少(24h:-5.30%)。BinanceやBybitでは建玉積み増しが見られたにもかかわらず、価格が上昇しきれなかった要因としてCME勢のポジション解消が疑われます。
**ロングショート比率(全体)はロング40%、ショート60%**とやや売り優勢。ただし、**Binanceトップトレーダーのポジション比率はロング59%、ショート41%**と、大口はむしろ買い目線を持っている可能性が高いです。
Coinbase Premiumはプラスを維持しており、米国勢の買い圧力は継続中。この点は引き続きポジティブ材料。
ただし、ETF市場(SoSoValue)では3日連続で資金流出。特に**ブラックロック(-130.44Mドル)やFBTC(-50.11Mドル)**のマイナスは要警戒。中長期的な調整の兆しとも取れるため、今後も流出が続くかに注目です。
テクニカル面では、価格は106,000ドル付近での攻防。直近で買い出来高が入ったものの、上昇は続かず。
RSIは中立からやや上向き、ただし50EMAが強いレジスタンスとして機能中。
→ ここを実体で抜けられるかどうかが、今後の上昇or下落の分岐点になりそうです。