相場分析

2025年6月4日BTC相場分析

【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:56

・NASDAQ:+0.81%

・S&P500:+0.58%

・VIX:-3.65%

・米国10年債利回り:+0.27%
→アメリカ株価市場大きな変化はないが各指標回復傾向に。
 Fear & Greed Indexを見ると沈静感がみられるか。 

【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】

・未決済建玉


【全体】(4時間) -1.18%(24時間)+0.09%
【CME】(4時間)-0.50%(24時間)-5.30%
→Binance、BybitはOIの積み増しが見られるも、
 価格上昇しきれなかったのはCMEのポジション抜けか?
 

・ロング/ショート比率(全体目線)


ロング: 40% ショート:60%

・Binance (クジラ)トップトレーダー比率

【口座】ロング:50% ショート:50%
【ポジション】ロング: 59% ショート41%

→全体目線はフラットだが、クジラたちはロング目線か。
 クジラもそうだが、CMEの動きチェックしていきたいところ。

・Coinbase Premium

コインベースプレミアムは依然プラス傾向。
アメリカ仮想通貨市場の過熱度は継続中。

・ヒートマップ

106,000ドルを抜けたが現在反発中。
下値で買い支えも見られるが104,000ドルのラインは引き続き注意。

【3. ETF市場(SoSoValue)】

・ETF純流入


日時総純流入額:-$267.52%

・GBTC流出(売り圧確認)

-$16.47%

・ETFごとのBTC保有量


【ブラックロック】-$130.44M 流出
【FBTC】-$50.11M 流出
→ETF市場TOP3の先週から3日連続で流出。
 中長期的に資金抜けのサインとなっているのか。


【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:106,000ドル付近を推移

・出来高:直近買い出来高作るも上昇し切らず。

・RSI:中立からやや上昇方向へ。

・200SMA / 50EMA:依然として50EMAレジスタンスに。
           実体で抜けきれるかが注目。(続落、続騰警戒)
            

▼総括

米国株式市場はNASDAQ(+0.81%)・S&P500(+0.58%)と上昇傾向VIXの低下(-3.65%)やFear & Greed Index「56」からも、市場にやや安心感が戻りつつある印象です。

一方で仮想通貨市場では、CME建玉が大幅に減少(24h:-5.30%)BinanceやBybitでは建玉積み増しが見られたにもかかわらず、価格が上昇しきれなかった要因としてCME勢のポジション解消が疑われます。

**ロングショート比率(全体)はロング40%、ショート60%**とやや売り優勢。ただし、**Binanceトップトレーダーのポジション比率はロング59%、ショート41%**と、大口はむしろ買い目線を持っている可能性が高いです。

Coinbase Premiumはプラスを維持しており、米国勢の買い圧力は継続中。この点は引き続きポジティブ材料。

ただし、ETF市場(SoSoValue)では3日連続で資金流出。特に**ブラックロック(-130.44Mドル)やFBTC(-50.11Mドル)**のマイナスは要警戒。中長期的な調整の兆しとも取れるため、今後も流出が続くかに注目です。

テクニカル面では、価格は106,000ドル付近での攻防。直近で買い出来高が入ったものの、上昇は続かず
RSIは中立からやや上向き、ただし50EMAが強いレジスタンスとして機能中
ここを実体で抜けられるかどうかが、今後の上昇or下落の分岐点になりそうです。

-相場分析

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