XRP相場分析

2025年6月28日XRP相場分析

📊【重要ニュース(6月28日版)】

✅SEC訴訟進展
⇒ RippleがSECへのクロスアピールを取り下げ、両者とも上訴取り下げへ

✅裁判所の判断
⇒ 6/26、法官Torresが共同和解案(50Mドル+差し止め解除)を却下

✅価格反応
⇒ XRPが約+3%上昇し、2.18ドル付近で推移

✅ETF関連・機関関心
⇒ 上訴取り下げによりスポットXRP ETF承認の可能性浮上
⇒ BlackRockなど大手がRipple訴訟を注視中

📝補足:訴訟の法的懸念が後退し、業界の注目は「ETF承認」「大口資金の本格参入」へ切り替わってきました。一方で、短期的にはXRP価格の反応が素材主導で上下しやすく、特に機関の買い・売り動向には敏感になる可能性大です。

📊【取引所別の出来高(24時間)上位5位】

1位:Binance(XRP/USDT)
 → 取引高:2億4,599万7,309ドル(シェア:8.12%)

2位:Binance(XRP/USDC)
 → 取引高:5,860万7,119ドル(シェア:1.93%)

3位:Bybit(XRP/USDT)
 → 取引高:8,402万5,336ドル(シェア:2.77%)

4位:Coinbase(XRP/USD)
 → 取引高:1億5,868万5,568ドル(シェア:5.24%)

5位:Upbit(XRP/KRW)
 → 取引高:1億8,038万7,350ドル(シェア:5.95%)

📝ポイント補足:
→ BinanceのUSDTペアが圧倒的トップで、CoinbaseとUpbitも存在感あり。USDCはやや控えめ。

📈【XRP先物建玉・出来高(CoinGlass)】

🔸未決済建玉(Open Interest)

  • 全体
     4時間:+1.31% 24時間:+3.22%
  • CME
     4時間:+8.40% 24時間:+12.99%
  • Binance
     4時間:+0.51% 24時間:+4.30%
  • OKX
     4時間:+1.02% 24時間:+7.46%
  • Bybit
     4時間:+1.62% 24時間:+7.08%


📝ポイント補足: CMEが強めに増加、BinanceやBybitも安定して積み増し。市場全体としてロング継続の雰囲気強め。

🇰🇷【XRP/KRW(韓国勢)テクニカル分析】

🔸チャート傾向(4時間足)

・価格:2,998KRW(前日比 +1.90%)
・短期線(赤:おそらく50EMA)に価格が接近しながら横ばい推移
・長期線(緑:おそらく200SMA)は依然として上から抑え込む形で、下降トレンド継続中
・ここ数日の下落後に反発し、現在は戻り売りのポイントを探る展開

🔸RSI

・RSIは「58.9」付近と、やや買われ気味ゾーンに回復
→ 過熱感はまだないが、60付近では一度売られやすい場面も多い

🔸出来高

・大きな出来高は特に見られず、急騰・急落時以外は低調
→ 直近では急落後の戻し局面でも出来高が細っており、勢いはまだ限定的

📝 補足コメント:
→ 韓国勢は現在反発局面にあるが、出来高がついてきていない点に注意。上値は重く、戻り売りに警戒したい場面。

✅【XRP/USD テクニカル分析(4時間足)】

🔸価格

2.18ドル付近で推移中(前日比 +4.2%)

🔸出来高

やや増加しているが、力強さには欠ける印象
→ 明確なトレンド転換のサインとしてはやや弱い

🔸RSI(14)

現在値:58.1
→ 買われすぎ水準(70)には達していないが、上昇基調で強めの反発

🔸移動平均線

  • 50EMA(赤):横ばい〜やや下向き → 現在価格は上抜け
  • 200SMA(緑):依然として上に控えており、中期トレンドは下向き継続
    → 上には2.22〜2.25ドル付近に戻り売りゾーン

🔸チャート形状・ライン

  • 2.13〜2.15ドルが直近サポート帯として機能
  • 上値は2.27ドル付近に明確なレジスタンス
  • 現状は「戻り売りゾーンに突入しているかどうか」が焦点

📝 補足コメント:
→ RSIと出来高が伴えばもう一段上も。ただし、現時点では戻り売り優勢のエリアに差し掛かっている可能性あり。

✅【本日の相場統括まとめ】

本日のXRP相場は、米国株の堅調な地合いと連動する形でやや上昇。CoinGlass上ではCMEや全体の未決済建玉(OI)が増加しており、ポジションの積み上がりが見られることから、市場には一定の買い意欲が戻ってきている様子です。

テクニカル的にも、XRP/USDは50EMAを上抜ける展開となり、RSIも58付近まで上昇。短期反発の兆しが出てきており、2.13〜2.15ドル付近のサポートを維持できるかが注目ポイントです。ただし、上値には2.27ドル〜2.30ドル付近に戻り売りの圧力が控えており、上昇にはさらなる出来高の伴いが必要です。

韓国市場(XRP/KRW)も1.9%ほどの上昇を見せていますが、プレミアム乖離は見られず落ち着いた動き。全体としては“反発はしているが、明確なトレンド転換には至らず”という状態です。

今後は、2.27ドルをしっかり上抜けられるか、そしてCoinGlassのOI推移・米国市場のリスクオン継続が焦点となりそうです。

-XRP相場分析

© 2025 朝4時のポンコツトレーダー@無能サラリーマン裏稼業 Powered by AFFINGER5