【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:62




・NASDAQ:+1.44%
・S&P500:+0.85%
・VIX:-7.29%
・米国10年債利回り:+0.86%
→アメリカ株価市場は良好上昇傾向示す。
【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】
・未決済建玉

【全体】(4時間) +1.60%(24時間)+6.49%
【CME】(4時間) +0.91%(24時間)+3.04%
→CME、他取引所でもOI増加。過熱しているとみられる。
・ロング/ショート比率(全体目線)

ロング: 52% ショート:48%
・Binance (クジラ)トップトレーダー比率


【口座】ロング:45% ショート:55%
【ポジション】ロング: 60% ショート:40%
→現在価格上昇中で飛び乗りショートの傾向か。
(このポジションが焼かれて急上昇もあるか。)
・Coinbase Premium

→コインベースプレミアム依然上昇傾向示す。
(アメリカ仮想通貨市場加熱し続けている)
・ヒートマップ

ショートのポジション焼きもあっての上昇と見られるか。
(底ができたと思い込みしないことが大切)
【3. ETF市場(SoSoValue)】
・ETF純流入

日時総純流入額:+$322.60M
・GBTC流出(売り圧確認)

売り圧というよりむしろ+$9.11M
・ETFごとのBTC保有量

【ブラックロック】+$238.99M
【FBTC】+$25.24M
→ETF市場へも資金流入傾向が多くみられる。
【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:109,000ドルへチャレンジ中といった価格帯
・出来高:上昇続けるも出来高が上がってこないため空買いかも
・RSI:70付近タッチ後抜け後の動きに注目か。
・200SMA / 50EMA:昨日デッドクロスし、下目線発生かと思いきや。
移動平均線だけで目線を変えないので一個の指標としてみる。
▼総括
米国株市場の堅調な上昇を背景に、仮想通貨市場も強気の値動きが続いています。Fear & Greed Indexも引き続き「強気寄り」の数値を示しており、NASDAQやS&P500の上昇、VIXの低下などからもリスクオンの地合いが見て取れます。
仮想通貨市場では、CMEを含む未決済建玉が大幅に増加しており、市場の過熱感も出てきている状態です。Coinbase Premiumの上昇傾向が続いていることから、米国勢の現物買いの勢いも依然として強く、ETF市場への資金流入も300Mドルを超えており、全体としては明らかに買い優勢の相場と言えます。
ただし、注意すべき点としては、出来高が上昇に対して伴っておらず、いわゆる「空買い」のリスクがあること。さらにRSIも70を超えて過熱水準に差しかかっており、短期的には利確売りや反落にも備える必要があります。
テクニカル的には、一時的なデッドクロスも見られましたが、他の指標とあわせて総合的に判断すべき局面です。現在は「飛び乗りロング」よりも、「押し目を待って拾う」戦略のほうがリスク管理の面でも有効と考えられます。
引き続き、出来高やファンダ動向をしっかり確認しながら、焦らず冷静にチャンスを見極めていきましょう。