BTC相場分析

2025年6月17日BTC相場分析

【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:62

・NASDAQ:+1.44%

・S&P500:+0.85%

・VIX:-7.29%

・米国10年債利回り:+0.86%
→アメリカ株価市場は良好上昇傾向示す。

【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】

・未決済建玉


【全体】(4時間) +1.60%(24時間)+6.49%
【CME】(4時間) +0.91%(24時間)+3.04%

→CME、他取引所でもOI増加。過熱しているとみられる。

・ロング/ショート比率(全体目線)


ロング: 52% ショート:48%

・Binance (クジラ)トップトレーダー比率

【口座】ロング:45% ショート:55%
【ポジション】ロング: 60% ショート:40%
→現在価格上昇中で飛び乗りショートの傾向か。
 (このポジションが焼かれて急上昇もあるか。)

・Coinbase Premium

→コインベースプレミアム依然上昇傾向示す。
(アメリカ仮想通貨市場加熱し続けている)

・ヒートマップ

ショートのポジション焼きもあっての上昇と見られるか。
(底ができたと思い込みしないことが大切)

【3. ETF市場(SoSoValue)】

・ETF純流入


日時総純流入額:+$322.60M

・GBTC流出(売り圧確認)

売り圧というよりむしろ+$9.11M

・ETFごとのBTC保有量


【ブラックロック】+$238.99M
【FBTC】+$25.24M

→ETF市場へも資金流入傾向が多くみられる。


【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:109,000ドルへチャレンジ中といった価格帯

・出来高:上昇続けるも出来高が上がってこないため空買いかも

・RSI:70付近タッチ後抜け後の動きに注目か。

・200SMA / 50EMA:昨日デッドクロスし、下目線発生かと思いきや。
          移動平均線だけで目線を変えないので一個の指標としてみる。
            

▼総括

米国株市場の堅調な上昇を背景に、仮想通貨市場も強気の値動きが続いています。Fear & Greed Indexも引き続き「強気寄り」の数値を示しており、NASDAQやS&P500の上昇、VIXの低下などからもリスクオンの地合いが見て取れます。

仮想通貨市場では、CMEを含む未決済建玉が大幅に増加しており、市場の過熱感も出てきている状態です。Coinbase Premiumの上昇傾向が続いていることから、米国勢の現物買いの勢いも依然として強く、ETF市場への資金流入も300Mドルを超えており、全体としては明らかに買い優勢の相場と言えます。

ただし、注意すべき点としては、出来高が上昇に対して伴っておらず、いわゆる「空買い」のリスクがあること。さらにRSIも70を超えて過熱水準に差しかかっており、短期的には利確売りや反落にも備える必要があります。

テクニカル的には、一時的なデッドクロスも見られましたが、他の指標とあわせて総合的に判断すべき局面です。現在は「飛び乗りロング」よりも、「押し目を待って拾う」戦略のほうがリスク管理の面でも有効と考えられます。

引き続き、出来高やファンダ動向をしっかり確認しながら、焦らず冷静にチャンスを見極めていきましょう。

-BTC相場分析

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