相場分析

2025年5月30日BTC相場分析

【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:64

・NASDAQ:+0.39%

・S&P500:+0.40%

・VIX:-0.67%

・米国10年債利回り:-1.93%

→アメリカ株価市場大きな動きは確認されず。

【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】

・未決済建玉


【全体】(4時間)-0.02% (24時間)-0.88%
【CME】(4時間)-0.38% (24時間)-5.05%

→全体のOIとしてはそれほど増減はないが、
  CMEのOIの抜けが気になるところ。
  一度大きなポジション抜けか。

・ロング/ショート比率(全体目線)


ロング: 57% ショート:43%

・Binance (クジラ)トップトレーダー比率

【口座】ロング:55% ショート:45%
【ポジション】ロング: 60% ショート40%

→この指標だけ見ればロング目線ではある。
 他の指標と合わせてロング目線を固めていきたい。

・Coinbase Premium

昨日まで強いプラス傾向だったが、少しマイナス傾向になる時間帯も。
 →過熱度が減少してきたか?

・ヒートマップ

上値は110,000ドルが重たそうである印象。
下値は、悪材料が出れば続落傾向あり得る状況と読める。

【3. ETF市場(SoSoValue)】

・ETF純流入


日時総純流入額:+$432.62M

・GBTC流出(売り圧確認)

+$0.00%  GBTCは売り圧の確認されず。

・ETFごとのBTC保有量


【ブラックロック】+$480.96M 流入
【FBTC】-14.05M

→ブラックロックに大きな資金依然として流入確認。
 (長期ロング目線材料)

【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:106,000ドルを推移

・出来高:大きい買い出来高作るも価格上昇せず。

・RSI:現在36.7売られすぎ推移

・200SMA / 50EMA:50EMA実体抜けを確認。
           200SMAまで下落予想される。 
          (タッチ後上昇、続落、指標みて判断が望ましい)


            

▼総括

本日のビットコイン相場は106,000ドル付近で横ばい。一見落ち着いて見えるものの、CME建玉の大幅減少やテクニカルの弱さなど、下方向への警戒感も強まりつつあります。

米国市場は株式・債券ともに安定推移。VIXも小幅に低下し、Fear & Greed Indexは64と強気継続。ただ、これがBTCの上昇に直結していないのが現状です。

仮想通貨市場では、CMEで未決済建玉が24時間で-5.05%減少。これは機関のポジション整理を示唆しており、短期的な不安要素となります。ロング優勢ではあるものの、Coinbase Premiumにマイナス傾向も見られ、米国勢の買いがやや鈍化

ETF市場ではブラックロックへの流入+480Mドル超と、依然として中長期ロング材料は健在。一方でFBTCからの流出もあり、ETF間での動きにも注目が必要です。

テクニカルでは、50EMAを明確に下抜け、次は200SMAまでの下落を想定。RSIは36台と売られすぎゾーンに接近しており、反発の兆しも探りたい場面です。

総じて、短期は慎重姿勢で下押し警戒中期では押し目買いも視野。本格上昇にはETF流入の継続と出来高を伴う反発がカギとなりそうです。

-相場分析

© 2025 朝4時のポンコツトレーダー@無能サラリーマン裏稼業 Powered by AFFINGER5