【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:64




・NASDAQ:+0.39%
・S&P500:+0.40%
・VIX:-0.67%
・米国10年債利回り:-1.93%
→アメリカ株価市場大きな動きは確認されず。
【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】
・未決済建玉

【全体】(4時間)-0.02% (24時間)-0.88%
【CME】(4時間)-0.38% (24時間)-5.05%
→全体のOIとしてはそれほど増減はないが、
CMEのOIの抜けが気になるところ。
一度大きなポジション抜けか。
・ロング/ショート比率(全体目線)

ロング: 57% ショート:43%
・Binance (クジラ)トップトレーダー比率


【口座】ロング:55% ショート:45%
【ポジション】ロング: 60% ショート40%
→この指標だけ見ればロング目線ではある。
他の指標と合わせてロング目線を固めていきたい。
・Coinbase Premium

昨日まで強いプラス傾向だったが、少しマイナス傾向になる時間帯も。
→過熱度が減少してきたか?
・ヒートマップ

上値は110,000ドルが重たそうである印象。
下値は、悪材料が出れば続落傾向あり得る状況と読める。
【3. ETF市場(SoSoValue)】
・ETF純流入

日時総純流入額:+$432.62M
・GBTC流出(売り圧確認)

+$0.00% GBTCは売り圧の確認されず。
・ETFごとのBTC保有量

【ブラックロック】+$480.96M 流入
【FBTC】-14.05M
→ブラックロックに大きな資金依然として流入確認。
(長期ロング目線材料)
【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:106,000ドルを推移
・出来高:大きい買い出来高作るも価格上昇せず。
・RSI:現在36.7売られすぎ推移
・200SMA / 50EMA:50EMA実体抜けを確認。
200SMAまで下落予想される。
(タッチ後上昇、続落、指標みて判断が望ましい)
▼総括
本日のビットコイン相場は106,000ドル付近で横ばい。一見落ち着いて見えるものの、CME建玉の大幅減少やテクニカルの弱さなど、下方向への警戒感も強まりつつあります。
米国市場は株式・債券ともに安定推移。VIXも小幅に低下し、Fear & Greed Indexは64と強気継続。ただ、これがBTCの上昇に直結していないのが現状です。
仮想通貨市場では、CMEで未決済建玉が24時間で-5.05%減少。これは機関のポジション整理を示唆しており、短期的な不安要素となります。ロング優勢ではあるものの、Coinbase Premiumにマイナス傾向も見られ、米国勢の買いがやや鈍化。
ETF市場ではブラックロックへの流入+480Mドル超と、依然として中長期ロング材料は健在。一方でFBTCからの流出もあり、ETF間での動きにも注目が必要です。
テクニカルでは、50EMAを明確に下抜け、次は200SMAまでの下落を想定。RSIは36台と売られすぎゾーンに接近しており、反発の兆しも探りたい場面です。
総じて、短期は慎重姿勢で下押し警戒、中期では押し目買いも視野。本格上昇にはETF流入の継続と出来高を伴う反発がカギとなりそうです。