【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:64




・NASDAQ:-1.00%
・S&P500:-0.67%
・VIX:+9.91%
・米国10年債利回り:-0,.27%
→アメリカ株価市場は全体的に下落傾向。
ファンダ的要素に注意が必要か。
【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】
・未決済建玉

【全体】(4時間)-0.31% (24時間)-3.50%
【CME】(4時間)+0.11% (24時間)-4.64%
→CMEの一時的にポジション抜けが確認されている。
Binanceはポジション増えているのでクジラ一時的な動きに注意か。
・ロング/ショート比率(全体目線)

ロング: 35% ショート:65%
・Binance (クジラ)トップトレーダー比率


【口座】ロング:45% ショート:55%
【ポジション】ロング: 59% ショート41%
全体目線としては、ショート目線となっているがクジラの一時的な動きに注意か。
・Coinbase Premium

依然としてコインベースプレミアムは強気シグナルを出してプラス傾向を保っている。
・ヒートマップ

110,000ドル、107,000ドルで清算続落、続騰、反発の動きがみらそう。
板情報とOIの増減に注意が必要か。
【3. ETF市場(SoSoValue)】
・ETF純流入

日時総純流入額:+$211.74M 流入 (前日5/22に大きな流入確認)
・GBTC流出(売り圧確認)

-$89.17M資金抜けを確認。
・ETFごとのBTC保有量

【ブラックロック】+$430.77M 流入
【FBTC】 -$73.69M 流出
→GBTC、ARKBで流出を確認ETF市場の資金ぬけで下落の可能性も。
【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:108200ドルを推移
→金曜日約4,000ドルの下落を確認。
・出来高:価格が下がってきて押し目買い勢がいて、上がるも価格は上昇せず。
土日は、売り出来高が上がってきている。
・RSI:中立50付近を推移。
・200SMA / 50EMA:金曜日の一時的な下落を記録するも、50EMAにて支えられ上昇。
▼総括
米国市場ではNASDAQ・S&P500ともに下落、VIXも約+10%と大きく上昇しており、市場全体にリスク回避ムードが広がっている状況。仮想通貨市場も24時間ベースで3.5%下落しており、米国株との連動性が意識されやすい地合いとなっている。
ただし、Coinbase Premiumは依然プラスを維持しており、米系投資家の買い意欲は強い。加えて、Binanceのトップトレーダーのポジションはロング優勢となっており、全体のショート目線の中にあっても、一時的な反発には注意が必要。
ETF市場では前日に大きな純流入(+211.74M)を記録したが、本日はGBTCやFBTCなどからの流出が目立つ状況。特にARKBやGBTCからの資金抜けが売り圧力となる可能性があるため、ETFの動きには引き続き注視したい。
テクニカル的には、108,200ドルでの反発を見せてはいるものの、金曜に大きく下落した影響が残る形。RSIは中立50付近、出来高は売りが優勢。200SMA・50EMAのサポートによる下支えが効いているかを、来週以降で確認する形となりそうだ。
今週は「米株市場の地合い×ETF資金動向×クジラのロング比率」この3つのバランスを軸に、押し目買いが継続するか、再び売りに傾くかの分岐点になりそう。