【1. 米国市場】

・Fear & Greed Index:71




・NASDAQ:+0.52%
・S&P500:+0.7%
・VIX:-3.31%
・米国10年債利回り:+0.05%
【2. 仮想通貨市場(CoinGlass)】
・未決済建玉

【全体】(4時間) -1.18% (24時間)+1.08%
【CME】(4時間) -0.17% (24時間)+2.66%
→日当たりが全体OIが増えている。CMEも本格的に買い傾向にありか?
OKY(4時間)OIが抜けているのでこういった一時的な動きは短期勢注意
・ロング/ショート比率(全体目線)

ロング: 48% ショート:52%
・Binance (クジラ)トップトレーダー比率


【口座】ロング:44% ショート:56%
【ポジション】ロング: 61% ショート39%
→全体目線はショート目線か
Binanceはロングポジションが大きくなってきているため決めつけはなし。
・Coinbase Premium

依然、コインベース価格は上昇傾向あり。
米国投資家の加熱度増してきている。
・ヒートマップ

上値は105,000ドル、下値は103,000ドルに強い清算板。
この週末は、この価格帯でレンジ形成か?
【3. ETF市場(SoSoValue)】
・ETF純流入

日時総純流入額:+$114.96M
・GBTC流出(売り圧確認)

-$39.06Mの流出。
・ETFごとのBTC保有量

【ブラックロック】+$409.72M 流入
【FBTC】-$123.66M 流出
ETF市場は、ブラックロック以外、FBTCl、GBTCの流出確認。
【4. テクニカル分析(BTC/4時間足)】

・価格:現在103,500ドル付近を推移
・出来高:買い圧力が上がってきたかと思えばそれほど大きものでもなく、売り出来高になっていく
・RSI:50付近を推移
・200SMA / 50EMA:50EMAで反発している傾向。
しかし、105,000ドルをを実体で抜けられず上値が重そうに見える。
上昇トレンドであれば、そのままチャネルの上ラインに行っても、
いいが、明らか横ばいとなって売り圧を感じられる
▼総括
本日のBTC相場は、上値の重さとETF資金フローの乖離が目立つ難しい地合い。
米国市場はリスクオンムード継続で、Fear & Greed Indexも「71」と強気の領域。しかし、BTCは105,000ドルの抵抗を前に伸び悩み。
出来高も弱く、売り圧の方がじわりと優勢な印象です。
仮想通貨市場では、CMEの建玉増加=米機関の買い姿勢強まりが見える一方で、OKXなどの短期勢はポジション調整に入っており、方向感の乏しさも際立ちます。
ETF市場では、ブラックロックへの流入が継続する一方で、FBTC(Fidelity)の大規模な流出が懸念材料。キャリー取引の解消など、投資家心理の微妙な変化も反映されている可能性があります。
テクニカル的には、50EMAに支えられつつも、RSIは中立、上値は重いまま横ばい推移。この週末は、103,000〜105,000ドルのレンジ内での攻防に注目したいところです。