仮想通貨に興味を持って、いざビットコインなどを「現物」で買ってみようと考える人は多いと思います。
でも、せっかく買ったのに「買った直後に暴落した…」「なんか損してる気がする…」なんて経験、ありませんか?
仮想通貨の現物投資では、「損をしないコツ」を知っているかどうかで結果が大きく変わります。
今回は、初心者の方でも実践しやすい「損しないための3つのコツ」をわかりやすく解説します。
✅ コツ①:一括で買わずに“分割”して買う

仮想通貨は価格の変動が非常に大きいため、「高値掴み」をしてしまうリスクがつきものです。
例えばビットコインを1BTC=900万円で買った直後に850万円に下がった…なんてことはよくあります。
これを防ぐための基本が「分割エントリー」です。
一度にまとめて全額を買うのではなく、数回に分けて買うことで平均購入単価を調整できます。
たとえば:
- 予算30万円 → 10万円ずつ3回に分けて買う
- 最初に買ったあと、相場が下がったらもう一度買う
- 逆に上がってしまっても、焦らず様子を見て次の買い時を待つ
こうした戦略を取ることで、心理的にも安定しやすく、焦って売ってしまうミスも減ります。
✅ コツ②:「売り方」まで最初に決めておく

実は、現物投資で損する原因のひとつが「なんとなく買って、なんとなく売ってしまうこと」です。
せっかく値上がりしても「もう少し待てばもっと上がるかも…」と欲張ってしまい、結果的に損するケースも。
だからこそ、「最初に売るルールを決めておく」ことが大切です。
具体的には:
- 【期間】どれくらいの期間保有するか(例:半年、1年など)
- 【目標】どれくらい上がったら売るか(例:+20%、+2倍)
- 【分割利確】上がったら少しずつ売っていく(例:2倍になったら半分売る)
これを“最初に”決めておくと、感情に左右されずに済みます。
損切りも同様に、「〇%下がったらいったん撤退」などルールを決めておくことで、致命的な損を防げます。
✅ コツ③:SNSやインフルエンサーの煽りに乗らない

初心者が一番ハマりやすいのが、「SNSで流れてくる情報をそのまま信じてしまう」こと。
「今が買い!」「この銘柄が爆上げ中!」という投稿を見ると、つい乗っかりたくなりますよね。
でも、冷静に考えてみてください。
本当に稼いでる人は、“他人にわざわざ買い時を教えません”。
SNSでの情報には裏があることも多く、インフルエンサーが煽って売り抜けるパターンもあります。
つまり、「自分の判断基準を持っていないと、常に後追いになる」んです。
だからこそ、自分で勉強して、自分なりの投資ルールを持つことが何よりも大事。
SNSは「参考程度」に見て、最終的な判断は自分でできるようになることが損しない秘訣です。
✅ まとめ:現物投資の基本は“冷静さ”と“ルール”
現物投資で損をしないためには、テクニックよりも「冷静な判断」と「自分のルール」が何より重要です。
今回紹介した3つのコツを、もう一度まとめておきます。
✅ 損しないためのコツ3選
- 一括購入ではなく、分割して買う
- あらかじめ売り方・保有期間を決めておく
- SNSの煽りに乗らず、自分の判断基準を持つ
これらを守るだけでも、「なんとなく損した…」という投資から一歩抜け出せます。
仮想通貨は正しく向き合えば、初心者にもチャンスのある市場です。
ぜひ、焦らずコツコツと“損しない現物投資”を実践していきましょう!