相場教科書

日時総純流入額とは?ETF買い圧力の見方と相場への影響(SoSoValueの使い方)


✅ 日時総純流入額とは?

日時総純流入額とは、「ビットコインETFにどれだけ資金が新しく流れ込んだか」を示すデータです。
具体的には、**その日のETFへの買い(流入)から売り(流出)を差し引いた“純粋な資金の流入額”**のことを指します。

単位は「ドル($)」で表示されており、数値が大きいほど買い圧が強くなっていると判断されます。
このデータは、短期的な価格変動というより、中期~長期での市場の地合いを判断する指標として活用されます。


✅ どこで確認できるの?

この指標は、SoSoValue(ソーソーバリュー)というデータサイトで確認することができます。

手順としては以下の通りです。

  1. SoSoValueにアクセス
  2. 「ETF」カテゴリ内の「資金流入出」ページへ
  3. グラフに注目(色の見方も重要)
  • 緑色のバー:その日の買い(流入)
  • 赤色のバー:その日の売り(流出)
  • 白いライン:純流入の累積額(=買いがどれだけ継続しているか)
  • 紫のライン:ビットコイン価格の推移

✅ 判断材料としての見方・注目ポイント

SoSoValueのデータを使う際は、以下の点をチェックすると判断しやすくなります。

  • +100Mドル(1億ドル)以上の流入があると買い圧として強め
  • マイナス表示(流出)の場合は売り圧力が強まっている可能性
  • 重要なのは**「継続性」**。1日だけの流入ではなく、
    数日連続で資金が入っているかどうかを見るのがポイントです。

また、ETFごとの動きにも注目するとより正確な判断が可能です。

たとえば、

  • ブラックロック(IBIT)に大きな流入 → 市場全体を押し上げる期待感あり
  • GBTCで流出が多い → 売り圧力として警戒が必要

✅ 相場への影響の具体例

この「日時総純流入額」は、以下のようにビットコイン相場に影響を与える傾向があります。

  • 流入が強いとき
    価格が下がってもすぐに買い支えが入ることが多く、下値が堅くなる
  • 流出が続くとき
    弱気ムードが広がりやすく、上値が重くなる傾向がある

つまり、**日々の相場の背景にある「買いか売りかの資金の流れ」**を読み解くためのヒントになります。


✅ どんな場面で使うべき指標?

  • デイトレードなど超短期よりも、スイングトレードや中長期投資で方向感を掴みたいときに有効です。
  • 「今日は地合いが良さそうか?」「相場が押しても買われそうか?」といった判断材料になります。

✅ まとめ

「日時総純流入額」は、ETF市場の実際の資金の動き=プレイヤーたちのリアルな意思を映す指標です。
SoSoValueを使って毎朝チェックすることで、「今日はロングで勝負しても良さそうか?」「一旦様子見するべきか?」といった相場の見極めに役立ちます。


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